仕事の帰りに本屋に立ち寄ると文庫本を見つけました。
塩野七生先生の『十字軍物語』、全四巻。
十字軍の書籍は日本国内ではとても少ないので、この著書はとても楽しみです。
サンセットゲームズで発売中の『キングダム・オブ・ヘブン』は十字軍の時代を完全にカバーしたウォーゲームです。エルサレム王国、アンティオキア公国、エデッサ伯国、トリポリ伯国などの十字軍国家が誕生した第一回十字軍から1291年にエルサレム王国の首都アッコンが陥落して十字軍が終わったところまでを9つのシナリオで再現しています。カードドリブンシステムなので歴史ボードゲームと言うべきかも。残念ながらただいま品切中。4月下旬入荷予定です。
◆『キングダム・オブ・ヘブン』の紹介ページ
http://www.sunsetgames.co.jp/mmp/mmp.htm#mmp17
新聞の書評で興味深い本を見つけました。
ウォーゲーム愛好家でもある、大木 毅先生が監修されています。
ビスマルクの時代から第一次世界大戦、ヴァイマール共和国、ナチが台頭する1933年までの通史の決定版です。
第三帝国の到来
リチャード・J・エヴァンズ 著
大木 毅 監修
山本 孝二 訳
▼白水社の紹介ページ
https://www.hakusuisha.co.jp/book/b377993.html
※白水社様から写真をお借りしました。
先日紹介しました、『炎上とクチコミの経済学』と一緒に、これ買いました。
『好き嫌い―行動科学最大の謎― 』
トム・ヴァンダービルト著
これはゲームデザインに大いに役立つ著作です。プレイヤーの好みを把握し、彼らの求めているものをゲームに反映させれば、ヒット作が生み出されるはず! 不思議なことに、ゲームって「完成度が高い=おもしろい、エキサイティング」という当たり前に思える図式が当てはまりません。ゲームの評価って遊んだ人がするものですから、ゲーム自体の完成度よりも、プレイヤー心理に突き刺さるインパクトを探し求める方が重要なのかも!(あくまで個人の感想です)
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