今日は「アラム・ハルファの戦い」が始まった日
8月30日は、第二次世界大戦の北アフリカ戦線でアラム・ハルファの戦いが始まった日です。
「アラム・ハルファ」と聞いても、ピンとこない人が多いかもしれません。
でも、ウォーゲーマーなら『ドイツ戦車軍団』の「エル・アラメイン」と言えば、「ああ、あのゲーム!」とわかる人も多いでしょう。
実は『ドイツ戦車軍団』の「エル・アラメイン」が扱っているのは、有名な第二次エル・アラメインの戦いそのものではありません。その前哨戦にあたる、1942年8月30日から9月5日までのアラム・ハルファの戦いなのです。
「ドイツ軍が勝ちにくい」のには理由がある
このゲームのおもしろいところは、そのゲームバランスです。
熟練した連合軍プレイヤーを相手にすると、ドイツ軍はなかなか勝てません。
普通のボードゲームなら「どちらを担当しても五分五分に勝てる」ことが理想的なゲームバランスと考えられがちです。
ところがウォーゲームでは、必ずしもそうではありません。
『ドイツ戦車軍団』の「エル・アラメイン」は、史実の状況をゲームの中で体験できるように、意図的に連合軍側へバランスを傾けています。
そして、このアンバランスさこそが、このゲームのおもしろさなのです。
モントゴメリーは「戦車で突撃するな」と命じた
アラム・ハルファの戦いで、モントゴメリーはイギリス軍戦車部隊に対して、ドイツ軍機甲部隊を見つけてもこちらから突進してはいけないと命じました。
陣地を守り、待ち構え、ドイツ軍に攻撃させる。
史実の連合軍は大規模な攻勢に出ることなく、防御によってロンメルの攻撃を阻止しました。
これが『ドイツ戦車軍団』の「エル・アラメイン」を上手にプレイするための大きなヒントになっています。
連合軍プレイヤーがドイツ軍を見て、
「戦車が来た! こちらも戦車を出して迎え撃とう!」
と動き始めると、むしろドイツ軍プレイヤーの思うツボ。
動きたい気持ちを我慢して、守るべきところを守る。
これが大切なのです。
秘技「斜め60度戦線」
以前、このブログで書いた『ドイツ戦車軍団』のエルアラメインを徹底解剖してみたでは、連合軍の防御テクニックとして、秘技「斜め60度戦線」を紹介しています。
ヘクスを使ったウォーゲームでは、部隊をどこに置くか、戦線をどの方向に作るかによって防御力が大きく変わります。
戦力を計算するだけではなく、
「どう並べれば敵の突破を防げるのか?」
を考える。
これもウォーゲームの基本テクニックの一つです。
勝てるようになったら「卒業」です
『ドイツ戦車軍団』の「エル・アラメイン」は、ウォーゲームを始めたばかりの人にぜひ遊んでほしいゲームです。
主役は、どちらかと言えば連合軍プレイヤー。
最初はドイツ軍に突破されてしまうかもしれません。
しかし、何度かプレイしているうちに、
「ここは動いちゃいけない」
「この部隊は予備にしておこう」
「このヘクスを取られると危ない」
「戦線はこう作ればいい」
といったことが自然にわかってきます。
そして連合軍でだいたい勝てるようになったら、このゲームは卒業です。
そこで覚えた防御、戦線形成、予備部隊の使い方などを持って、次のウォーゲームに挑戦してください。
『ドイツ戦車軍団』は4つのゲームが入っています
『ドイツ戦車軍団』には、
★エル・アラメイン
★ダンケルク
★ハリコフ攻防戦
★コンパス作戦
という4つのゲームが収録されています。
簡単なルールで第二次世界大戦のさまざまな戦いを体験できる、初心者向けのウォーゲームです。
プレイ時間:60~120分
プレイ人数:1~2人
難易度:1
ウォーゲームを始めてみたい人はもちろん、昔遊んだベテランの人が基本に戻って遊んでみるのにもおすすめです。
そして8月30日は、ぜひ「エル・アラメイン」を盤上に広げてみてください。
ロンメルのドイツ・イタリア軍が仕掛けた攻勢を、あなたならどうやって止めるでしょうか。
『ドイツ戦車軍団』は、サンセットゲームズのBASEショップで好評発売中です!
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