インパール作戦の日
今日はビルマで、かの有名なインパール作戦が始まった日です。
写真は、DSSSMの松浦さん(左)と私(右)が『OCSビルマ2』をプレイした時の様子です。
マップでは、インパールの町を守るオレンジ色や茶色のイギリス軍ユニット(インド軍・インド国民軍)に対して、クリーム色の日本軍ユニットが山岳地帯を越えて攻め寄せています。
★ウォーゲームで歴史を追体験する
ウォーゲームは、実際の歴史を元に作られているため、背景を調べれば調べるほどゲームが味わい深くなります。
インパール作戦では、補給のためにさまざまな方法が使われました。
例えば、
・イギリス軍は、ラバをパラシュート降下させた
・日本軍は、水牛や象を使って補給物資を山奥へ運んだ
など、非常にユニークなエピソードが残っています。
それにしても、「ラバのパラシュート降下」というテーマをゲームに取り入れるとは……。
松浦さんの着眼点はなかなか渋いものがあります。
★動物もユニットになる『OCSビルマ2』
『OCSビルマ2』では、
・ラバ
・水牛
・象
といった動物が、なんとユニット(コマ)として登場します。
そして補給が尽きた場合、最後には食料として消費するというルールまであります。
戦場の過酷さを感じさせる、なかなか重いルールです。
★インパール作戦のもう一つの見方
日本ではインパール作戦は「無謀な作戦」として語られることが多いですが、欧米の資料を読むと、少し違った印象も見えてきます。
イギリス軍側の記録には、「なんとか勝ったが、本当に危なかった」というようなニュアンスの記述もあります。
実際、インパールの町を守っていたイギリス軍の兵力はそれほど多くなく、攻めてくる日本軍に対して防衛戦力が不足していた状況でした。
私もゲームをプレイしてみて、イギリス軍側の危機的状況を疑似体験することができました。
★ウォーゲームで歴史に触れる
ウォーゲームは、ただのゲームではなく、歴史を体験するシミュレーションでもあります。
調べれば調べるほど
・なぜ作戦が失敗したのか
・なぜ補給が重要だったのか
・当時の兵士たちは何に苦しんだのか
といったことが見えてきます。
ゲームをきっかけに歴史を知るのも、ウォーゲームの大きな魅力でしょう。
★OCSビルマ2
『OCSビルマ2』は現在では絶版になっています。
しかし、ビルマ戦線というユニークなテーマを扱ったOCSタイトルなので、いつか 『OCSビルマ3』が登場することを期待したいところです。
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