ルールを間違えたら、そこから正しく遊べばいい
ゲームの途中でルールの間違いに気づいた時、皆さんはどうしていますか。
いろいろな考え方があると思いますが、私は「気づいた時点から正しいルールで続けたらええやん派」です。
ウォーゲームでは、ゲーム途中でルールの誤りが見つかって、その場でお開きになる…。
という光景をよく見かけます。いわゆるウォーゲームあるあるですね。
ウォーゲーマーって、たぶん真面目な人が多いんでしょう。
でも、何十ページ、時には百ページ近いルールがあるゲームです。
間違って遊んだって、ええじゃないですか。
分厚いルールブックを全部完璧に覚えられる人なんて、いません。
巻き戻しはできない、だから前に進む。
問題は、ルールの間違いに気づいた時点で、すでにその後の行動が行われていることがほとんどだという点です。
一度進んだゲームを、完全に元に戻すことはできません。
つまり、巻き戻し不可。
だったら、「ここから先は正しいルールで遊ぼう」それでいいと思うのです。
この考え方、実はTCG(トレーディングカードゲーム)ではごく普通です。
ところが、なぜかウォーゲームではあまり浸透していません。
ウォーゲームとTCG、デザイナーの前提の違い
TCGのデザイナーは、「プレイヤーはルールを間違える」という前提でルールを設計しています。
一方、ウォーゲームのデザイナーは、「プレイヤーはルールを正しく理解して遊ぶ」という前提で作っている。
当たり前のことのようでいて、この前提の違いは、びっくりするくらい大きい。
ここをクリアできれば、ウォーゲームはもっと気軽で、もっと楽しいホビーになると思っています。
ゲームは、正しく遊ぶより、楽しく遊びましょう。
ASLにも「巻き戻し不可」はある
『スコードリーダー』で有名なシナリオ1「親衛赤軍の反撃」は、『ASL』にも受け継がれています。
ASLはご存じの通り、膨大なルール量を誇るゲームです。
そのため、「巻き戻し不可」という考え方が、実はルールの中に組み込まれています。
全部を完璧に覚えられないことを、最初から織り込んでいるわけですね。
昔の難易度表を見て思うこと
昔のアバロンヒルのカタログを眺めていると、『第三帝国』の難易度が最高の10だったり、『独ソ戦』が4だったりして、思わず懐かしくなります。
あの頃から、「難しいけど、遊んでみよう」
そんな気持ちでウォーゲームに向き合っていたんですよね。
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