昨日はウォーゲームクラブの“良い話”をしましたので、今日はプレイヤー視点でのお話を。
ゲームクラブに所属すると、ゲームライフは本当に豊かになります。ですが、「クラブのメンバー全員と仲良くしなければいけない」なんてルールはありません。
10人いれば10通りの個性があります。技量も違えば、好みも違う。プレイスタイルも人それぞれ。だから、自分に合う人と楽しくやればそれで十分なのです。
たとえば、雰囲気重視でゆったり楽しみたい人が、勝利至上主義のガチ勢と対戦しても、お互いに楽しめないかもしれません。

★「良い対戦相手」ってどんな人?
歴史ボードゲームを心から楽しむには、良い対戦相手との出会いが欠かせません。
では、その「良い対戦相手」とは?
それは…
おもてなしのココロがある人。
対戦相手に「楽しんでもらおう」と思える人こそ、最高の対戦相手なのです。
たとえば…
事前にルールブックを読み、ソロプレイしてくる人
→ ルールを正確に運用でき、ゲームの魅力を最大限に引き出す対戦ができる
困っている相手にそっと声をかけられる人
→ 聞きにくいことを察して助けてくれる気遣い
アドバイスを押し売りせず、相手のスタイルを尊重できる人
→ 自由なプレイを大切にしてくれる
長考しても嫌な顔をせず、黙って待てる人
→ 安心して集中できる環境を提供できる
勝敗にこだわりすぎず、会話を楽しめる人
→ 勝っても負けても笑顔で終われる!
勝負どころのダイスロール、相手が良い目を出してゲームに勝った!
そんな時に「お見事です!」と心から祝える人。
そういう人と、また遊びたくなりますよね。

★ゲームも“接客業”の一つ?
おいしい料理を出しても、接客態度が悪ければリピーターは来ません。
歴史ボードゲームも同じ。
「勝つ」ことよりも「また遊びたいと思わせる」ことの方が、ずっと大事かもしれません。
「遊んでくれてありがとう」
この気持ちを忘れずにいれば、歴史ボードゲーム界はもっと楽しく、もっと豊かになります。

★攻め合いのゲームでも「楽しかった」と思える関係を!
歴史ボードゲームの多くは、領地の拡大や敵の撃破が勝利条件です。
つまり、相手を攻めないと勝てません。
でも、攻められた側が機嫌を損ねたらどうでしょう?
それでも楽しく遊ぶためには、プレイヤー全員の協力と気配りが必要です。

★『戦国大名』で語る、気持ちよい対戦のかたち
たとえば、ミドルアースのゲーム会ででよく遊ばれている『戦国大名』。
プレイ中に「桶狭間の戦い」のように、織田信長が「奇襲」の吉凶札(イベントカード)を出す!
攻撃側も、防御側も、ドラマのような展開にドキドキワクワク。
たとえ敗れたとしても「良いゲームだった!」と感じられます。

実は、今川義元ってかなり有能な大名なんです。
威信5・内政4と、織田信長と同等。領国の安定度は抜群。
桶狭間の戦いは、本当に惜しかった…。
こんなふうに、ゲームを通じて歴史を語り合えるのも、歴史ボードゲームの醍醐味です。

★『戦国大名』はサンセットゲームズBASEショップで好評発売中!
『戦国大名』は、プレイヤーが大名となり、天下統一を目指して戦国時代を生き抜く戦略ゲームです。
・398名の武将が個別ユニット化
・1人~16人用まで、シナリオ20本収録
・「信長の野望」のような感覚で国を経営・軍事運用
・TRPG要素もある、濃密な歴史体験型ゲーム!
日本の戦国時代が好きな方、長時間じっくり戦略を練るゲームが好きな方におすすめです。
サンセットゲームズのBASEショップで好評発売中!
まとめ:また遊びたくなるプレイヤーを目指して
「◯◯さんと一緒に遊ぶと楽しい!」
「◯◯さんとゲームがしたい!」
そう思われる人こそ、歴史ボードゲーム界にとって最高のプレイヤー。
「楽しくなければゲームじゃない」
「一緒に遊べることが何よりの幸せ」
その心を持ち寄って、これからも素敵な対戦の場を作っていきましょう。

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