『スローター・アット・ポニリ』のお披露目
Toonさんが買ったそうで、ミドルアースのゲーム会に持ってきてくれました。
『スローター・アット・ポニリ』は今年の1月に発売された、第二次世界大戦のクルスクの戦いにおける「ポニリ駅の戦い」をテーマにした戦術級ウォーゲームです。アメリカのMulti-Man Publishing(MMP)社が製作しており、彼らの人気シリーズであるアドバンスド・スコードリーダー (ASL)のヒストリカルモジュールの一つとしてリリースされています。
『スローター・アット・ポニリ』の解説文を翻訳してみました。
ツィタデレ作戦は、ドイツ軍がクルスク突出部を切断し、ソ連軍5個軍を包囲しようとした試みでした。南方軍集団は突出部の南端から攻撃を開始し、その後プロホロフカ周辺での大規模な戦車戦へと発展しました。一方、中央軍集団はヴァルター・モーデル将軍率いる第9軍が、7月5日に北側から攻撃を開始しました。この攻撃の進路上にあったのが、ポニリという村です。
『SLAUGHTER AT PONYRI』は、ヒストリカル・アドバンスド・スコードリーダー(HASL)のモジュールであり、7月7日から9日までの3日間にわたるポニリ周辺の戦闘を再現しています。マップは、ルフトバッフェの空中写真をもとにドン・ペトロス氏が設計し、現地調査を経てチャーリー・キブラー氏によって仕上げられた美しい歴史地図です。
このモジュールには、戦闘の一部を再現した12個のシナリオが含まれており、それぞれマップの一部を使ってプレイします。また、キャンペーンゲームでは、3日間の戦闘を6つのキャンペーンデイ(CG Dates)でカバーしており、「クルスクのスターリングラード」とも呼ばれるこの戦いを、ASLのプレイヤーに親しみのあるキャンペーンシステムで楽しめるようになっています。
『SLAUGHTER AT PONYRI』には、ドイツ軍の工兵、ソ連軍の精鋭空挺部隊、地雷原、そして狂信的な前哨陣地といった特別ルールとカウンターが含まれています。ルールは簡潔にまとめられており、初心者から経験者まで、どなたでもすぐにプレイを始められるように工夫されています。プレイヤーの挑戦は、広大なキャンペーンマップ上で、諸兵科連合の部隊をどのように展開・運用するかにあります。
マップは3枚の大型マップシートで構成されており、中央部の接続エリアをカバーする4枚目の補助マップも付属しています。さらに、キャンペーンゲームをプレイするために必要な追加カウンターもすべて同梱されており、『BEYOND VALOR』以外に必要なものはありません。
大量のソ連軍のT-34戦車とドイツ軍のエレファント重駆逐戦車やブルムベアが登場します。ポニリ村の戦いは、ドイツ軍とソ連軍の激しい市街戦が展開された戦場。戦車、突撃砲、歩兵が入り乱れる激戦になりました。
一度見てみたいとか、遊んでみたいという方は、いつでもミドルアースのゲーム会にいるToonさんを尋ねてみてください。
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