ゲームの途中でルール間違いに気づいてもとりあえずスルー
ゲームの途中でルールの間違いが見つかって、その時点でお開きになる、というのはウォーゲームあるあるです。
ウォーゲーマーってまじめな人が多いからでしょうか。
何ページもルールあるんだから、間違って遊んだっていいじゃないですか。
分厚いルールブックを全部なんて、みんな覚えられないですよ。
ゲームが先に進んでしまっていたら、以前の結果は訂正できません。つまり、間違いが見つかった時にすでに他の行動が行われていたら、やり直すことはできません。
つまり、巻き戻し不可。これから先は正しいルールで遊ぼうという考え方です。
TCGでは一般的なルールなのですが、なぜかウォーゲームでは浸透していません。
TCGのデザイナーは、プレイヤーが「ルールを間違って遊ぶ」ことを当たり前に想定してルールを作っています。ウォーゲームのデザイナーは、みんなが「ルールを正しく理解して遊べる」ことを当たり前に想定してルールを作っています。そこが大きな違い。当たり前のことなんだけど、びっくりするくらい大きな違い。ここをクリアすれば、ウォーゲームってもっと楽しいホビーになると思います。
ゲームは正しく遊ぶより楽しく遊びましょう。
« 『太平洋艦隊』のVASSALとルールブック公開中 | トップページ | 『OCSサード・ウインター』の発売時期は7月後半になりそうです »
「歴史ボードゲーム」カテゴリの記事
- プレイしなくてもいい。ゲームクラブの“観戦”という楽しみ方(2025.10.10)
- プレイヤー目線で語る、歴史ボードゲームの「おもてなしのココロ」(2025.10.09)
- 出戻りさん、いらっしゃい-1980年代から令和の盤上へ(2025.10.08)
- ボードゲームとウォーゲームの難易度を比較してみました(2025.10.04)
- ゲームバランス傾いているところがウォーゲームのおもしろいところ(2025.10.03)
« 『太平洋艦隊』のVASSALとルールブック公開中 | トップページ | 『OCSサード・ウインター』の発売時期は7月後半になりそうです »



コメント