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2020年12月17日 (木)

ウォーゲームを入門用にカスタマイズしてみよう!

新しいウォーゲーマーを増やそう!

これはもう20年くらい議論されている永遠のテーマなんですけど、ここ10年でボードゲームが大きなブームになってきて、ボードゲーマーの成熟→重ゲー重視→ウォーゲームという流れがあるみたいです。

ウォーゲーマーを増やしたければ、やっぱり遊びやすいウォーゲームが必要です。入門用ウォーゲーム。よく言われるのがルールが簡単でマップが小さくてユニット数が少ないゲーム。5分でインストできるハガキサイズのウォーゲームとかA4マップで60分くらいで終わるやつ。これはこれで十分に役目を果たしていると思います。ウォーゲーム布教のお役に立っているはずです。

ただ、そのサイズだとウォーゲームの特徴である“長大なストーリー”を盛り込めないんですよね。独ソ戦みたいにドイツ軍の快進撃でソ連軍がピンチに陥ったものの、なんとかモスクワを持ちこたえてスターリングラードでハイ、逆転!みたいな流れ。映画や小説に似たような感覚でしょうか。私自身も小さなウォーゲームをいくつも遊んだことがありますが、このサイズではウォーゲームの遊び方はわかるんですけどもロマンが感じられないんです。

そこで、思いつきました。

ノーマルなウォーゲームをカスタマイズすればいいじゃん!

『THE KOREAN WAR』を例にあげてみましょう。ゲームは第3ターンまで、もしくはソウルが陥落したら終了。ややこしそうなルールは全部はしょります。たとえば、両軍の再編成フェイズはなくして、北朝鮮軍の移動、戦闘、戦車移動→国連軍の移動、戦闘だけにします。戦略移動も海上移動もなし。第3ターンまでなので空軍も出てきません。しかも、最初はアメリカ軍がいないんで、北朝鮮軍の戦車の特別ルールも説明が簡単になります。

こうして、ウォーゲームを「予告編」的に遊んでもらう方法はいかがでしょうか。まだ続きがあるとかルールがもっといろいろあることがわかると、ウォーゲーム本来の輝きを感じる入門者もいるかもしれないですよ。昔、『スコードリーダー』で採り入れられてた学習方式を参考に考えてみました。

 

<ウォーゲーム初心者にインストする時のアドバイス>
ややこしいルールや忘れやすいルールは思い切って省略しましょう。
ゲームを正しくプレイするより、ゲームを楽しく遊びましょう!

Tkw1

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