今年は夏から『OCSハンガリーラブソティ』、『SCSバルバロッサの戦い』(再版)、『SCSロストフ'41』、『TCSアリエテ』、『MMPラストスタンド』と立て続けに出版ラッシュのMMP/ゲーマーズですが、ついに米ソ冷戦時代の仮想第三次世界大戦をテーマにした『SCSアイアンカーテン』も発売されました。
そういうわけで、サンセットも『SCSアイアンカーテン』のプレオーダー受付はじめました!
マップはビクトリーゲームズの『NATO』を彷彿させます。
1945年シナリオのセットアップ写真です。どう見てもソ連軍が多すぎます。


私は『SPI/HJ空戦マッハの戦い』や『GDWエア・スペリオリティー』に熱中した世代なので、このあたりの軍用機に萌えます。

「NATOの中央戦線1945~1989年」とサブタイトルが付いていて、けっこうな幅の年代を扱っています。シナリオは10本入っていてタイトルはご覧の通りです。
Hot Time in the Town of Berlin-1945年の西側連合国の攻勢
Don't Fence Me In-1945年のソビエト攻勢
1945年がドイツ降伏して第二次欧州大戦が終わった年です。その延長戦として「西側連合国の攻勢」と「ソビエトの攻勢」のシナリオが入っています。
If I Had a Hammer-1962年のソビエト攻勢
1962年はキューバ危機があった年です。
Bohemian Rhapsody-1975年のソビエト攻勢
タイトル通りクイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」が発表された年です。この時期の米ソはキューバ危機に懲りて、わりと平和だったと記憶しているのですがソ連が攻めてきます。
Eye of the Tiger-1983年のソビエト攻勢
It's a Mistake-1983年のNATO攻勢
ロナルド・レーガン大統領がソ連を「悪の帝国」と名指しで批判して米ソの軍拡競争が激化する中、大韓航空機撃墜事件が発生して緊張はピークになりました。
Everybody Wants to Rule the World-1989年のソビエト攻勢
We Didn't Start the Fire-1989年のNATO攻勢
1989年はソ連がアフガニスタンから撤退したり、天安門事件が起きたり、ベルリンの壁が崩壊した激動の年です。歴史上、この年にゴルバチョフとブッシュがマルタ会談で冷戦が終結しました。
現実には戦火がなかったヨーロッパですが、実は何度かトリガーが引かれそうになっていたのです。本当に第三次世界大戦が起こっていたら戦術核は確実に使われていたことでしょう。このゲームでもマーカーがたくさん用意されています。
詳細・ご予約はプロジェクト100のページをご覧ください。
ユニット1,000個以上あるヘビー級SCSゲームなので定価85ドルです。
プレオーダー価格 10,000円+消費税/定価 11,000円+消費税
【内容物】フルマップ1枚/ユニット1,120個/SCSシリーズルールブック1冊/ゲーム専用ルールブック1冊/チャート4枚
※A4判サイズ箱入り

【プレイ人数】 1~2人以上(推奨)
【プレイ時間】 いまのところ不明
【難易度】 ★★★(中級)
【推奨対象年齢】 12歳以上
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