クレタ島降下作戦

1941年5月20日はドイツ軍がクレタ島降下作戦を実施した日です。ギリシャの島々の中で最大規模を誇るクレタ島はヨーロッパの観光地ですが、ギリシャとトルコとアフリカのちょうど中間にあって東地中海の制海権を握る上でとても重要な島なのでした。ドイツ軍が唯一の大規模空挺降下作戦です。

私たちウォーゲーム第一世代にとって、とても懐かしい『クレタ島降下作戦』。
アバロンヒルのカタログに必ずのってました。

10年前はゲーマーズにタクティカル・コンバット・シリーズ（TCS）がありました。
絶版になってしまった『ハンター・フロム・ザ・スカイ』。

今、クレタ島降下作戦の決定版と言えば、グランド・タクティカル・シリーズ （GTS）の『オペレーション・マーキュリー』です。フルマップ5枚＋ハーフマップ2枚、ユニット約2,000個で作戦すべてを再現しています。

クレタ島降下作戦では、主に3ヶ所で戦いがあったのでマップはバラバラです。

『オペレーション・マーキュリー』の情報はこちらからご覧になれます。このページには、GTSシリーズルール（40ページ）やサマリー（8ページ）やチャートなどが無料ダウンロードできるようになっていますので、どしどしご覧になってくださいませ。

ちなみにこのクレタ島降下作戦、ドイツ軍は失敗（成果はあったが損害が大きすぎた）と評価して以後、大規模な空挺作戦をすることはなくなります。しかし、連合軍側はドイツ軍のこの空挺作戦は成功と考え、その可能性に注目し、数年後のノルマンディー上陸作戦やマーケットガーデン作戦に繋がっていくのでした。