積み木の戦術級ウォーゲームの第二弾は独ソ戦です!
プレイヤーは大隊を指揮してシナリオで定められた勝利条件をクリアしていきます。敵の撃破だったり重要拠点の占領だったり。
1ユニットは戦車・装甲車1両、飛行機1機、歩兵・工兵は分隊、中隊司令部と小隊司令部(☆マーク)。ゲーム盤は1ヘクス100mのスケール。こんなふうに駒を立てて遊びます。プレイヤーはお互いに敵ユニットの内容がわからないところがミソ、「戦場の霧」です。※写真は第一弾の西部戦線、ノルマンディー上陸作戦が成功して橋頭堡を確保したところ。

ユニットにはいろいろな情報がまとめられています。
射撃は射程(レンジ)内の敵ユニットに向けてステップ数(ストレングス)と同じ数の10面体ダイスを振って右上の火力(ファイアパワー)以下の目がヒット。ストレングスが4あると最大4ヒット与えられます。ダイスの目は敵ユニットがいる地形で修正されます(森や塹壕にいると当たりにくい)。戦車のアーマークラスもマイナス修正。つまり、火力3のアメリカ軍歩兵分隊じゃアーマークラス4のパンター戦車には絶対に当たらないのです。6ヘクスの距離からF7で10面体ダイス3個振れるパンター戦車はほぼ無敵。戦車かバズーカ砲じゃないとやっつけられません。
射撃のダメージは木製コマを回転させてステップ数4→3→2→1と減らしていき、回復の士気チェックに成功すると1戦力復活します。1ステップのユニットがダメージを受けると全滅して除去されてしまいます。




ユニットが射撃する時は前にパタンと倒して公開します。敵ユニットのいるヘクスに進入すると両軍ユニット全部公開して白兵戦が始まります。戦車はエンジン音がうるさいので移動するだけでも倒すリアルルールあり。歩兵や司令部は立ったまま移動できるので、プレイヤーは敵の何がやってくるかわからないので結構コワイのです!白兵戦で戦うか?いったん後ろに引くか?現場指揮官の心理戦です!

ゲーム盤には戦場が描かれています。村とか森とか川とか丘とか。戦車は橋がないと川を渡れなかったり、森は敵ユニットが見えなかったり地形によって特徴があります。丘は見晴らしが良くて長距離射撃したり支援砲撃の観測できるので争奪ポイントになりがちです。

このゲームは司令部が超重要。コマンドコントロールです。プレイヤーは自分の手番に司令部を1個だけ公開(活性化)します。そして活性化した司令部と隣にいる同じ所属のユニットだけしかアクション(移動や射撃等)できません。A小隊司令部は隣にいるB小隊歩兵を指揮できないのです(たとえば司令部の左下がB3ならばB中隊第3小隊の意味)。だから実戦同様、部隊連携がとても大事。
ゲーム盤は広いので何をすれば良いのかわからないように見えますが、プレイヤーが1回の手番にできることは非常に限定されています。だいたい4~5個ユニットをアクションさせるだけです。司令部は通常全部で4個なので4回手番を交互に実行すると1ターンが終わります。
戦場の雰囲気をとてもリアルに再現しています。ルールシステムは名作『スコードリーダー』のテイストが感じられ、今後はイギリス軍、ソ連軍、日本軍エキスパンションパックの発売も予定されています。
【プレイ人数】 1~4人以上(2人推奨)
【プレイ時間】 60~180分
【推奨対象年齢】 12歳以上
【難易度】 1(5段階…1が最も簡単、5が最も難しい)
シナリオ6本付き
1月中旬入荷予定。
サンセットゲームズ20周年の新春なので特別にプレオーダー価格は20%オフの8,000円+消費税(定価10,000円+消費税)でご提供いたします。定価79.99ドルなので、この安さは驚き!
▼第一弾の『コンバット・インファントリー』の情報はこちら。
日本語ルールのP1~6とシナリオ公開しています。
http://www.sunsetgames.co.jp/col/ci/ci.htm
▼詳細・ご予約はプロジェクト100のページをご覧ください。
http://www.sunsetgames.co.jp/project100.htm
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