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日本にはボードゲームの超巨大なポータルサイトがあります。
その名も「ボドゲーマ」
https://bodoge.hoobby.net/
ボトゲーマに『史上最大の作戦』ウォーゲームを登録しました。『史上最大の作戦』は私が中学生の時に一番最初に買った思い入れのあるゲームです。ルール質問用の掲示版も設置しました。
ボトゲーマに『ザ・コリアン・ウォー』ウォーゲームを登録しました。『ザ・コリアン・ウォー』は入門用ウォーゲームです。ルール質問用の掲示版も設置しました。
『戦国大名』をたくさんの人に楽しんでもらえるようにボトゲーマに「戦国大名のルール質問箱」掲示版を作りました。戦国大名のルールのわからないところをご質問ください。発売元であるサンセットゲームズのこかどが回答します。
ボトゲーマに戦国大名の写真30枚追加しました。ご覧になってください。
皆さまからのレビュー、リプレイ、戦略、ルール解説などの投稿もお待ちしています。
歴史ボードゲームを楽しく遊ぶためには、たくさん大事なことがあります。
さあ遊ぼうよってなった時に必要なのは、やっぱり対戦相手。良い対戦相手との出会いはその人の運命を変えます。じゃあ、良い対戦相手ってどんな人?それは、おもてなしのココロがある人、と私は考えています。対戦相手に楽しんでもらおう、と思うココロがある人。
対戦する前にルールブックを読んでソロプレイしてくる人がいます。その人は高いレベルの対戦を相手に提供できます。ここで言う「高いレベルの対戦」というのは、歴史ボードゲームの魅力を十分に引き出す対戦のことです。正しくルールを理解し、そのメカニズムをうまく運用できた対戦は大いに楽しめることでしょう。
困っている対戦相手に声をかけ、相手が聞きにくいことを聞き出してアドバイスしてくれる人がいます。反対に、アドバイスを押し売りしない人もいます(自分の考えだけで対戦したいと言う人もいるはずです)。会話しやすい環境を作ってくれたり、長考してもじっと待ってくれる人は楽しい対戦を相手に提供できるはずです。
勝敗に関係なく楽しい会話ができる人はすばらしいと思います!対戦相手が勝負どころのダイスロールで良い目が出たり、ゲームに勝つと対戦相手は喜ぶはずです。そういう時は「お見事です!」と対戦相手を大いにほめたたえましょう!
おいしい料理を出しても接客態度の悪いレストランは流行りませんよね。歴史ボードゲームもよく似たもんだと思うんです。過剰に勝ち負けにこだわりすぎて、対戦相手にイヤな思いをさせないように心がけましょう。
対戦相手に対して「遊んでくれてありがとう」と思うココロがあれば、歴史ボードゲームのユーザーはもっと多くなって、もっと豊かになるかもしれません。そして、これからそうなることを願います。きっとそうなると信じています。
ウォーゲームには、歴史が背景にあること、ゲームスタート時の両軍の戦力が非対称であること、ゲームの手順が非対称であること。この3つが大きな特徴で、どれもドイツボドゲのメカニズムにはないものです。ゲームバランスがイーブンじゃないウォーゲームもたくさんあります。それどころか、意図的にゲームバランスを一方の側に有利に操作したものまであります。これまで発売された数々のウォーゲームを見ていくと、ゲームバランスがイーブンでないとダメというのは、ウォーゲームに限って言えば当てはまらないのかもしれません。
ウォーゲームが評価される指標はプレイヤーの感想だと私は考えています。簡単に言うと、遊んだ人のプレイ感。このゲームすごくおもしろかった!とか、もう一回プレイしてみよう!という気持ちです。ウォーゲームだけを見て評価するのではなく、ウォーゲームと二人のプレイヤーをセットにした上で、プレイヤーに視点を置いた形で評価するのです。
『バルジ大作戦』(通称エポックバルジ)のドイツ軍はドドーンと大突破して爽快感バツグンですが、手練れの連合軍プレイヤー相手にはほぼ勝てないようになっています。これは意図的にゲームバランスを連合軍有利に傾けて、連合軍の価値を高めているからです。その結果、何度も繰り返して遊ばれる名作になりました。
良いウォーゲームには、両軍どちらにもカドが立たないように異なる価値を与えて、どちらの陣営でも楽しめる工夫が施されているものです。その結果が史実と異なり、歴史のifが起こったとしても、楽しく遊び続けられるのであれば、勝敗バランスを傾けるというウォーゲームデザインのテクニックはどんどん使っていくべきだと私は思っています。
最近、思うことはゲームクラブの使い方。
ゲームクラブに行ったら「何かプレイしないといけない!」と使命感に燃える方は非常に楽しめている人でしょう。ゲームクラブというツールを非常にうまく活用して自分の心を大いに満たしています。
でも、ゲームクラブに行ったら「何かプレイするのはいやだなぁ」と思っている方もいます。ゲームが下手だから対戦相手が迷惑かけちゃうかも(→だからやらない)とか、見ている方が好きだからとか、そういう理由です。
ゲームクラブに行ったら、まぁ同じ時間に同じ場所にウォーゲーマーが集まれば、対戦しましょうと言うことになりがちですけれど、我々もいい大人になってきて、若い頃みたいにがむしゃらにプレイしようとする体力・気力がなくなっているのも事実です。
価値の多様化という便利な言葉もあります。人によって遊び方はいろいろ。
プレイレポートや作戦研究をライブで体験できるのが「観戦」なのです。
皆さまには、積極的にゲームクラブに行ってどしどし観戦してほしいと思います。
大阪で活動しているウォーゲームクラブ「ミドルアース」の次のゲーム会は2月9日(日)です!
新版ヒストリー・オブ・ザ・ワールドが1~2卓立つ予定。
参加希望者は「ヒストリー参加希望」と私までDMお願いします。
(ゲーム初めてでもサポート係いるので大丈夫です)
観戦希望の方は当日お越しください。
いつもどんなゲームしてるかはブログをご覧になってください。
▼ミドルアース大阪本部のブログ
http://sunsetgames.cocolog-nifty.com/middleearth/
サンセットゲームズの公式通販サイトには珍しいボードゲームやダイス等がたくさんあります。クレジットカード、コンビニ決済、Pay-easy、銀行振込による決済対応!フォロワーになると何か良い知らせがやってくるかもですよ!
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ゲームの途中でルールの間違いが見つかって、その時点でお開きになる、というのはウォーゲームあるあるです。
ウォーゲーマーってまじめな人が多いからでしょうか。
何ページもルールあるんだから、間違って遊んだっていいじゃないですか。
分厚いルールブックを全部なんて、みんな覚えられないですよ。
ゲームが先に進んでしまっていたら、以前の結果は訂正できません。つまり、間違いが見つかった時にすでに他の行動が行われていたら、やり直すことはできません。
つまり、巻き戻し不可。これから先は正しいルールで遊ぼうという考え方です。
TCGでは一般的なルールなのですが、なぜかウォーゲームでは浸透していません。
TCGのデザイナーは、プレイヤーが「ルールを間違って遊ぶ」ことを当たり前に想定してルールを作っています。ウォーゲームのデザイナーは、みんなが「ルールを正しく理解して遊べる」ことを当たり前に想定してルールを作っています。そこが大きな違い。当たり前のことなんだけど、びっくりするくらい大きな違い。ここをクリアすれば、ウォーゲームってもっと楽しいホビーになると思います。
歴史ボードゲーム研究家、古角博昭が考える、歴史ボードゲームとウォーゲームの違いとは何でしょうか。この2つ、似ているようで実はまったく違うボードゲームなんです。簡単に定義してみようと思います。
◆歴史ボードゲームはその名の通り、歴史がテーマです。戦争じゃなくても歴史であれば歴史ボードゲーム。でも、『アグリコラ』みたいに中世の農民をモチーフにしたゲームは普通のボードゲームと考えましょう。例を挙げるとすれば、『トワイライト・ストラグル』を筆頭に『戦国大名』、『シドマイヤーズ・シヴィライゼーション』、『ヒストリー・オブ・ザ・ワールド』、『パックス・ブリタニカ』、『トライアンフ&トラジェディ』でしょうか。
歴史ボードゲームは「歴史の背景を持ってはいるものの、史実の忠実性は問われない」ところが大きな特徴です。つまり、ゲームを遊んだ中でパラレルワールドが生まれても批判の対象にはならないのです。たとえば、『ヒストリー・オブ・ザ・ワールド』でローマ帝国がガリア地方やブリタニアに向かわず、中東に攻め進んでも誰も批判しません。歴史ボードゲームの歴史とは、あくまでもエッセンスや素材と考えれば良いかもしれません。
◆ウォーゲームは歴史ボードゲームの一種です。私が考えるところ、ゲーム盤がヘクス(六角形マス)で区切られている歴史ボードゲームはすべてウォーゲームです。ゲーム盤がエリアやマスで繋げられているポイント・トゥ・ポイント・システムでも、以下の条件に当てはまればウォーゲームです。
ウォーゲームは戦いをテーマにしています。戦争の一部を切り取った個々の作戦・戦闘(スターリングラード戦とかノルマンディー上陸作戦など)をテーマにしていることが多いですが、戦争全体(第二次世界大戦とかナポレオン戦争など)を再現しているものもたくさんあります。
ウォーゲームは歴史ボードゲームと異なり、「史実の忠実性」が大きく問われます。また、ゲームバランスが平等ではないこと、ゲーム開始時の両軍プレイヤーの戦力が非対称でアンバランス(一方が圧倒的に強いなど)なことが大きな特徴です。これはどちらも「雰囲気作り」を考えた上でゲームデザイナーが意図的に偏重させていることがほとんどです。なぜなら、ウォーゲームは勝敗よりもプレイングを通して雰囲気を味わったり、史実を学ぶことに重点が置かれているからです。実際、入門用として有名なウォーゲームである『ドイツ戦車軍団』に入っている3つのウォーゲームのうち、「エルアラメイン」と「ダンケルク」はどちらも連合軍がほぼ必勝ですが、それでも名作ウォーゲームと言われています。
以上が私、古角博昭が考える歴史ボドゲとウォーゲームの違いでした。これは異なる意見を否定するものではありません。議論が深まり、歴史ボードゲームに興味を持つ人が増えることを望みます。
令和元年のミドルアースの活動が終わりました。
今年は21回のゲーム会を開いて、延べ130種類以上のゲームが遊ばれました!
これはすごいことですよね!
さて、この前の日曜日に参加したメンバーにヒアリングした、ミドルアースの10大ニュース2019を発表します!
1位 『アドバンスド文明の曙』を8人で遊んだ
ミドルアースの夏休み企画第一弾!やっちゃんさん、よっしーさん、化夢宇留仁さん、たかぴょんさん、ぽんにゃんさん、たま駅長さん、化夢宇留仁さん、Toonさん、BOWさんのを8人で赤シビ遊びました。ゲームは一日で終わるわけもなく、二日目の日暮れ時に終了。プレイ時間は約15時間でした。
2位 今年のMVPはたかぴょんさんと『聯合艦隊』
ほぼ毎回遊ばれていた『聯合艦隊』。陸戦優位を覆しました。たかぴょんさんは日本を代表する『聯合艦隊』の先生です。
3位 日本機動部隊のブラインド戦を遊んだ
ミドルアースの海の帝王、たかぴょんさんが審判になって、初参加のよっしーさんにも入ってもらって2vs2のチーム戦でした。この規模のイベントをすぐにできるのは人がたくさん集まるゲームクラブならでは。
4位 『新版ヒストリー・オブ・ザ・ワールド』が大ブーム
上半期は新版ヒストリーが毎回遊ばれていました。簡単に6人戦できるのがミドルアースの強みです。新版は1990年の初版からルールが大きく変わりました。エポック(時代ターン)が7から5に減りました。このおかげで、ゲームのプレイ時間3~4時間と短くなって遊びやすくなりました。
5位 ASLのキャンペーンゲームが6ヶ月かけて無事終了
昨年12月から始まった「Hatten in Flames」キャンペーンゲームが5月に終了。ハッテンの戦いは、1945年1月のフランス・アルザス地方のHattenにおけるドイツ軍の「北風作戦」の攻勢とアメリカ軍の反撃を再現しているらしく、冬季戦闘なのでマップは冠雪していて白色ベースになっています。「北風作戦」知らんけど。
6位 三七さんが転勤で東京に戻っていった
3月3日のゲーム会を最後に東京に戻っていった三七さん。今はミドルアース東京支部でたまに活躍されてます。またいつでも大阪に戻ってきてください。
7位 化夢宇留仁さんの復帰待ち
化夢宇留仁さんが製作中のガンダムウォーゲームは「ガンダム戦史超え」という噂! 現在、長期欠席中。早い復帰を願います!
8位 新人さんがたくさん来た
今年は約7名の出戻りさんを獲得しました!会場が狭くなったので、来年からは大きな会議室に引っ越しします。
9位 新会員よっしーさんがすでにベテランの風格
3月から参加し始めたよっしーさん、ほぼ毎回の参加で今はもう戦国大名班の班長(幹事)になってます。
10位 浜甲子園さんからお褒めの言葉
新入会のメンバーが定着してきた秋頃に、ミドルアースのご意見番、浜甲子園さんから「最近のミドルアースは雰囲気良いですねー」とお褒めの言葉をいただきました。これもメンバーの皆さんが思いやりをもって楽しく遊んでいるからの一言に尽きます。とにかくみんな仲が良い。来年もこの調子でいきましょう!
ダイスの卸売がとても好調です。
ゲームショップ、ボドゲカフェ、ネットショップさん等でご興味のある方はDMもしくはゲームマーケットでお問い合わせ下さい。
ダイスは1個から対応。10個とか20個の注文でも全然OKです。
大阪ならお店までお持ちしますよー。
▼お問い合わせ・ご質問などはこかどまで。お問い合わせだけでもOKです!
kokado.iphone@gmail.com
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新しいウォーゲーマーを増やそう!
これはもう20年くらい議論されている永遠のテーマなんですけど、ここ10年でボードゲームが大きなブームになってきて、ボードゲーマーの成熟→重ゲー重視→ウォーゲームという流れがあるみたいです。
ウォーゲーマーを増やしたければ、やっぱり遊びやすいウォーゲームが必要です。入門用ウォーゲーム。よく言われるのがルールが簡単でマップが小さくてユニット数が少ないゲーム。5分でインストできるハガキサイズのウォーゲームとかA4マップで60分くらいで終わるやつ。これはこれで十分に役目を果たしていると思います。ウォーゲーム布教のお役に立っているはずです。
ただ、そのサイズだとウォーゲームの特徴である“長大なストーリー”を盛り込めないんですよね。独ソ戦みたいにドイツ軍の快進撃でソ連軍がピンチに陥ったものの、なんとかモスクワを持ちこたえてスターリングラードでハイ、逆転!みたいな流れ。映画や小説に似たような感覚でしょうか。私自身も小さなウォーゲームをいくつも遊んだことがありますが、このサイズではウォーゲームの遊び方はわかるんですけどもロマンが感じられないんです。
そこで、思いつきました。
ノーマルなウォーゲームをカスタマイズすればいいじゃん!
『THE KOREAN WAR』を例にあげてみましょう。ゲームは第3ターンまで、もしくはソウルが陥落したら終了。ややこしそうなルールは全部はしょります。たとえば、両軍の再編成フェイズはなくして、北朝鮮軍の移動、戦闘、戦車移動→国連軍の移動、戦闘だけにします。戦略移動も海上移動もなし。第3ターンまでなので空軍も出てきません。しかも、最初はアメリカ軍がいないんで、北朝鮮軍の戦車の特別ルールも説明が簡単になります。
こうして、ウォーゲームを「予告編」的に遊んでもらう方法はいかがでしょうか。まだ続きがあるとかルールがもっといろいろあることがわかると、ウォーゲーム本来の輝きを感じる入門者もいるかもしれないですよ。昔、『スコードリーダー』で採り入れられてた学習方式を参考に考えてみました。
<ウォーゲーム初心者にインストする時のアドバイス>
ややこしいルールは思い切って省略しましょう。
ゲームを正しくプレイするより、ゲームを楽しく遊びましょう!
今年もやってきました。
ウォーゲームネタのアドベントカレンダーです。
いろいろな人がいろいろなことを書いてます。
私も毎年楽しみにしてます!
ウォーゲーマーのアドベントカレンダー2019
https://adventar.org/calendars/4642
この日プレイされたゲームは、『TOGO:日本海大海戦』、『官渡戦役』、『秀吉軍記』、『ウォー・アット・シー』、『ザ・ハーデスト・デイ』、『川口支隊の戦い』、『ASL』でした。RPG部は『AD&D+Hack Master』の1卓でした。今日も満員御礼。
皆さま、ご参加ありがとうございました。
『TOGO:日本海大海戦』ボンサイゲームズのウォーゲーム。テーマは日露戦争の日本海軍とロシア・バルチック艦隊の戦いです。海の男、たかぴょんさんとやっちゃんさんの名コンビの対戦です。
『官渡戦役』はおの部長サポートの下、2回目参加の聯合艦隊さんと入会数ヶ月のANさんの対戦。ミドルアースでは、新人さんは独り立ちできるまでおの部長のサポートで研修期間があります。出戻ったばかりで対人戦に慣れていない人も安心です。
『秀吉軍記』はFRTさんと鉄人デグさんの対戦。ベテラン勢は自分自身のウォーゲームの楽しみ方を熟知しているので放任主義です。
『ウォー・アット・シー』は『官渡戦役』が終わった後の対戦でした。欠席のはずだったN川先生と聯合艦隊さん。N川先生、「良いお年を」といって前回のゲーム会別れましたが、2回目の「良いお年を」。
『ザ・ハーデスト・デイ』はバトル・オブ・ブリテンの1人用ゲーム。浜甲子園さんがハマってて今日もソロプレイ。でも、いつのまにか2人で仲良く遊んでました。
私は『川口支隊の戦い』をソロプレイ。あの有名な川口支隊がガダルカナル島で戦います。部隊の疲労(損害)が大きくクローズアップされた作品で、部隊マネージメントの難しさを仮想体験できます。スタート時にアメリカ軍を反包囲している日本軍。砲兵や機関銃の支援射撃を得ながら正面を「面」で押していくのか?それとも両翼突破で弱体な後方に回り込んで一挙殲滅を狙うか?どちらも狙えるスリリングなウォーゲームでした。射撃する先導ユニットと一緒にいるユニットはサイコロの目にプラス修正できたり(特に機関銃は強力!)、同一中隊効果があるので、とにかく協力が大事なゲームなんです。
『ASL』はToonさんが初めてのよっしーさんに体験プレイ。よっしーさん、入会半年ですが、もうベテランのオーラ出てます(笑)
今年最後のゲーム会ということで、浜甲子園さん発案でバザー開きました。出品物はすべて買われて、出した方も買った方も大満足の様子でした。記念写真をパチリ。
次回のミドルアースのゲーム会は2020年2月9日(日)です。
場所は大阪市立北区民センター。
一緒に歴史ボードゲームやウォーゲームを楽しんでもらえる方々を募集しています。うまい人よりも楽しい人募集中。最近、数名の新人さんがやってきています。興味のある方、どしどしお問い合わせください。
ウォーゲームの部屋(掲示板)で対戦希望や対戦予定のマッチングを行っていますので、どなたでもご覧下さい。
▼ゲームクラブ「ミドルアース」公式サイト
http://sunsetgames.cocolog-nifty.com/middleearth/
ミドルアースのメンバーの皆さま、今年一年大変お世話になりました。
来年も楽しいゲーム会を開いていきましょう!
ゲームマーケットやミドルアースのゲーム会で、最近20~30代の「現役ゲーマーさん」や「これからゲーマーさん」と話をする機会がたくさんできました。彼らは「歴史ボードゲームを遊んでみたい!」と声を揃えるのですが、そこには一つの大きな壁が立ちはだかっていることがわかったのです!
ルールブックを読んでも理解できない問題
ゲームを買いました、ルールブックを読みました、よくわかりません。多くの若者はこれなんです。考えてみれば歴史ボードゲームのルールの書き方って、私が歴史ボードゲームを遊び始めた1980年代からさほど進化していません。専門用語は多いし、図は少ないし、ページ数は多いし、文章そのものがわかりにくい。それが今の若者ゲーマーの声なのです。
昨年、大きな話題になった『歴史群像』付録ボードゲーム「モスクワ攻防戦/バルジの戦い」が非常に多くの皆さまに遊ばれたのは、「ルールブックがわかりやすい(理解できる)」ことが大きな要因でしょう。これも「ドイツ戦車軍団」のルールブックと「モスクワ攻防戦」のルールブックを読み比べた「非歴史ボドゲーマー」から実際に聞いた話です。
イベント等でウォーゲームを遊べる場所を提供したり、インストに力を入れることもとても大事なことですが、そもそもゲームを買った人が1人で遊べる環境を作ることこそが歴史ボドゲ世界発展の大命題だと考えます。
※あくまで個人の感想です。
実家に置いてたゲームが知らぬ間に母親に捨てられてたとか、ずっと押入に入れてたらゲームがカビた、というのはウォーゲームあるある。
多くの家にロストレガシー伝説あり。
そんな方のために12月15日(日)、ミドルアースのゲーム会でウォーゲーム・バザーします!
9時半から大阪市立北区民センターです!
どなたでも参加できます。
▼詳細は「ウォーゲームの部屋」掲示版をご覧ください。
http://me1985.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7962548#16681572
1980年代の第一次ウォーゲームブームに学生だった私たち。昭和40年代生まれ。今のボドゲ世代のお父さんと同じ年齢です。私たちの世代の多くは今再び、ウォーゲームの世界に舞い戻ってきます。2019年も終わりに近づいてきた今日この頃、出戻りさんたちから聞いた話を少しまとめてみました。
出戻りさんたちがウォーゲームを再び知るきっかけはだいたいヤフオクです。30年経た今でもヤフーオークションにウォーゲームが出品されていることに最初の衝撃を受けるそうです。
「オ~、マジでー!?ウォーゲーム出てるやん」
これをきっかけに出戻りさんのネットサーフィンが始まります。ここで出戻りさんは再び衝撃を受けます。
「まだウォーゲーム売ってるやん!?」
ウォーゲームって検索するとWikipediaでウォー・シュミレーションゲームのページに誘導され、そこには日本のウォーゲームメーカー各社が載っていていて、それぞれのブログやホームページにリンクしています。そこからさらに新しい情報を得てウォーゲーム熱が高まるみたいです。サンセットゲームズのブログ『ウォーゲーム武芸帳』もたまに1日で1,000アクセス越える日があります。これはもしかしたら出戻りさんが15年分の記事を読み返してるのかも??と思ってます。
そして、とどめの一撃はこれ。
「ウォーゲーム、遊んでる人おるやん!?」
サンセットゲームズ公式サイトまでたどりついた人はゲームクラブ「ミドルアース」の存在を知り、今だウォーゲームが遊ばれていることがわかります。そして、ゲーム会に見学に行ってみよう…というストーリーが展開されるのでした。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
ここからは余談です。
実は、ここで終わらないのがミドルアース。私は、ミドルアースのメンバーが新しい出戻りさんを暖かく迎える雰囲気作りにとてもこだわっています。今のメンバーはとてもステキな人ばかり。穏やかでいつも笑顔で対戦相手をリスペクトする心を全員が持っています。みんなで一緒に楽しもうという志がとても良く伝わってきます。そして、おの部長の存在。彼が新しくやってきた出戻りさんをグイグイ引っ張ってくれるのでホントに助かってます。
今年のミドルアースは公式ブログやSNSで定例会レポート、活動予定、案内情報を充実・発信し「見える化」にこだわりました。その結果、今年の取り組みは大きく成功しました。「歴史ボードゲーム無料相談会」を開いてることも敷居を低くしている要因かもしれません(常に部外者を受け入れるアピールすることで)。「歴史ボードゲーム無料相談会」の案内はTwitterでとてもよく見てもらえてます。ゲーム会の対戦調整を掲示版で公開していることも「見える化」の1つです。あと、ミドルアースが持つ大きな長所は「サンセットゲームズが公式スポンサー」であることです。私は全然意識してなかったのですが、何人かの出戻りさんから言われました。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
出戻りさんがどうやって出戻ってきたか、という話。いかがでしたでしょうか?他のゲームクラブの皆さまの参考になれば幸いです。
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12月15日(日)の今年最後のミドルアースのゲーム会では、ウォーゲーム・バザーを開催いたします!
皆さま、年の瀬ですので家の中を整理しましょう!
ゲーム会に「いらないウォーゲーム」をたくさん持ってきてください!
ミドルアースのメンバーでなくても、どなたでもバザーへの出品、買取、大歓迎です!
ルールは1つだけ「タダはダメ」。100円でも良いので値段付けてください。
※買取は先着順です。
私もたくさん持っていきます!
歴史ボードゲームを買ってはみたものの「ルールを読んだけどよくわからない」という方々へ。ぜひ、ゲームクラブ「ミドルアース」にお越しください!「わからないウォーゲームや歴史ボードゲーム」を持ってくると、もれなく無料でティーチングいたします。
当日、そのまま会場にやってくるか、事前に「〇〇ゲームのティーチング希望」とご連絡いただければ大丈夫。一人で来るのが怖い時はお友達を誘ってみましょう。ゲーム会に勧誘することはありません。覚えたゲームは仲の良いお友達同士で遊んでください!
次のミドルアースのゲーム会は、12月15日(日)に大阪市立北区民センターで開催です!
▼ミドルアース大阪本部の公式サイト
http://sunsetgames.cocolog-nifty.com/middleearth/
たとえば、こんなゲームとか…。
この日プレイされたゲームは、『ビクトリー・イン・ザ・パシフィック』、『聯合艦隊』、『ウォー・オブ・ザ・リング』、『アレシアの戦い』、『ザ・ハーデスト・デイ』、『江戸幕府の黄昏』、『ASL』でした。RPG部は『AD&D+Hack Master』の1卓でした。今日も満員御礼。
皆さま、ご参加ありがとうございました。
『ビクトリー・イン・ザ・パシフィック』は昔々アバロンヒル社から出てた傑作ウォーゲーム。このサイズで太平洋戦争を最初から最後まで再現しています。コマやゲーム盤のエリアが少なく簡単そうと思うなかれ! 戦略の奥行きはとても深いのです!
真珠湾奇襲したものの、米空母の姿は見えず…。
『聯合艦隊』は、たかぴょん先生が見学者の聯合艦隊さんにインストプレイです。聯合艦隊さんから事前にリクエストあったので、わざわざたかぴょん先生がやってきてくれました。こういった地道な布教活動によって『聯合艦隊』は令和ウォーゲーム時代で最も有名なウォーゲームの1つになりました。
『ウォー・オブ・ザ・リング』はわむさんといちろーさんの再戦です。先月初めて遊んでハマったのかも。
『アレシアの戦い』はアメリカのウォーゲーム雑誌『ストラテジー&タクテクス』の付録ゲームです。紀元前52年のユリウス・カエサル率いるローマ軍がアレシアのガリア人を攻めた戦いです。古代ローマ最大の包囲戦として有名で、これまでにもいくつかウォーゲームになっています。
『ザ・ハーデスト・デイ』もアメリカのウォーゲーム雑誌『ワールドウォー』の付録ゲーム。バトル・オブ・ブリテンがテーマです。浜甲子園さんが1人で遊んでました。ゲーム会に来たのに1人っていうのはもったいないことじゃないんです。我々みたいな50歳越えたオールドゲーマーにとっては時間と場所の確保も重要なのです。1人でゆったり遊ぶのってカッコイイ!
この他、『江戸幕府の黄昏』と『ASL』が遊ばれてました。
次回のミドルアースのゲーム会は、12月15日(日)です。
場所は大阪市立北区民センター。
今年最後のゲーム会では、ウォーゲーム・バザーを開催いたします!
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ゲームマーケット2019秋の出展者向けアンケート結果が公開されました。
ご興味のある方はご覧になってくださいませ。
ろいさん、ありがとうございました。
ペンとサイコロ -pen and dice- BLOG
ゲームマーケット2019秋、出展者向けアンケート結果:第一弾
http://roy.hatenablog.com/entry/2019/12/02/212918
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歴史ボードゲームを買ってはみたものの「ルールを読んだけどよくわからない」という方々へ。ぜひ、ゲームクラブ「ミドルアース」にお越しください!「わからないウォーゲームや歴史ボードゲーム」を持ってくると、もれなく無料でティーチングいたします。
当日、そのまま会場にやってくるか、事前に「〇〇ゲームのティーチング希望」とご連絡いただければ大丈夫。一人で来るのが怖い時はお友達を誘ってみましょう。ゲーム会に勧誘することはありません。覚えたゲームは仲の良いお友達同士で遊んでください!
次のミドルアースのゲーム会は、12月8日(日)に大阪市立北区民センターで開催です!
▼ミドルアース大阪本部の公式サイト
http://sunsetgames.cocolog-nifty.com/middleearth/
たとえば、こんなゲームとか…。
私、古角博昭は、歴史ボードゲーム研究家を名乗っています。
歴史ボードゲームの制作や協力、執筆、イベント出演、講演などが主な仕事です。
14歳から歴史ボードゲームを遊び始めて35年、歴史ボードゲームクラブ「ミドルアース」の代表になってから30年、サンセットゲームズを創業してから19年が過ぎてまして、そろそろこんな肩書きを付けても良いかなと思い至りました。
高校生の時に「ゲームでメシを食っていこう。30歳でゲーム会社を作ろう」と思い立ち、20代でゲーム雑誌のライターやゲームデザインのお手伝いをした後、29歳でサンセットゲームズを立ち上げました。ちょうど2000年の話。
自分を育ててもらったボードゲームの世界に貢献できるような仕事にも目を向けていこうと思います。
歴史ボードゲーム研究家、古角博昭をこれからどうぞよろしくお願い申し上げます。
※歴史ボードゲームに関するご相談や取材、執筆や出演の依頼などはLINE ID kokado.line または kokado.iphone@gmail.com までお願いいたします。
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