新しいウォーゲームのブログ見つけました
『THE KOREAN WAR』のリプレイ記事が連載中です!
できて3ヶ月のブログ。内容は本格的です。
皆さま、ぜひ一度ご覧ください!
Their Finest Hour
https://yuishika.hatenablog.com/
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『THE KOREAN WAR』のリプレイ記事が連載中です!
できて3ヶ月のブログ。内容は本格的です。
皆さま、ぜひ一度ご覧ください!
Their Finest Hour
https://yuishika.hatenablog.com/
MMP社で『モンティーズ・ギャンブル』が発売されたようです。1944年9月のマーケットガーデン作戦をテーマにした作戦級キャンペーンゲームで、エリアシステムで採用した 旧アバロンヒル社の『アルンヘム強襲』のシステムと似たウォーゲームです。今回発売する新版では『フォートレス・オランダ1940』というミニゲームもセットになっています。『Operations - Special Issue #2』の付録ゲームで、テーマは1940年5月10日~12日のドイツ軍によるオランダ侵攻作戦です。
詳細・ご予約はプロジェクト100のページをご覧ください。
入荷は10月中旬と思われます。
マーケットガーデン作戦なので、マップはやっぱり長細いのです。
180分で終わるゲームなので、お手軽に遊べます!
ウォーゲームには、歴史が背景にあること、ゲームスタート時の両軍の戦力が非対称であること、ゲームの手順が非対称であること。この3つが大きな特徴で、どれもドイツボドゲのメカニズムにはないものです。ゲームバランスがイーブンじゃないウォーゲームもたくさんあります。それどころか、意図的にゲームバランスを一方の側に有利に操作したものまであります。これまで発売された数々のウォーゲームを見ていくと、ゲームバランスがイーブンでないとダメというのは、ウォーゲームに限って言えば当てはまらないのかもしれません。
ウォーゲームが評価される指標はプレイヤーの感想だと私は考えています。簡単に言うと、遊んだ人のプレイ感。このゲームすごくおもしろかった!とか、もう一回プレイしてみよう!という気持ちです。ウォーゲームだけを見て評価するのではなく、ウォーゲームと二人のプレイヤーをセットにした上で、プレイヤーに視点を置いた形で評価するのです。
『バルジ大作戦』(通称エポックバルジ)のドイツ軍はドドーンと大突破して爽快感バツグンですが、手練れの連合軍プレイヤー相手にはほぼ勝てないようになっています。これは意図的にゲームバランスを連合軍有利に傾けて、連合軍の価値を高めているからです。その結果、何度も繰り返して遊ばれる名作になりました。
良いウォーゲームには、両軍どちらにもカドが立たないように異なる価値を与えて、どちらの陣営でも楽しめる工夫が施されているものです。その結果が史実と異なり、歴史のifが起こったとしても、楽しく遊び続けられるのであれば、勝敗バランスを傾けるというウォーゲームデザインのテクニックはどんどん使っていくべきだと私は思っています。
MMP社のベトナム戦争戦術級ウォーゲーム、『フロント・トゥワード・エネミー』を佐川急便の宅配便にてお送りしました。
5日たっても到着しない場合は、ぜひともメールにてご連絡くださいませ。
商品の状態点検は複数で行っておりますが、万一不備がございましたらお知らせ下さい。
できるだけの対応をさせていただきます。
MMP社のベトナム戦争戦術級ウォーゲーム、『フロント・トゥワード・エネミー』がようやく入荷しまして、まもなく発送の準備が整います。本日、プレオーダーして頂いているお客様に向けて、発送確認のメールをお送りいたしました。ご注文の追加・変更・キャンセルおよび着日・着時間・局止め・送り先の変更等ございましたら、9月27日正午までにご返信下さいますようよろしくお願い申し上げます。
お申し込み済みにもかかわらず、当社からメールが届いていない方は、お手数ですがメールにてお問い合わせ頂いただければ幸いです。
発送は9月27日、佐川急便の宅配便を予定しております。
次回入荷分もMMP社から「できるだけ早く送るよ!」とメールが来てます。
この日プレイされたゲームは、『タイタンの掟』×2、『スターウォーズレベリオン』、『バルバロッサの黄昏』、『官渡戦役』でした。RPG部は『AD&D+Hack Master』の1卓でした。皆さま、ご参加ありがとうございました。
『タイタンの掟』はN川さん、FRTさん、鉄人デグさん、BOWさんの4人。4人で遊んでると思ってたら2人ゲームが2卓。戦術マップとダイスは兼用。『タイタンの掟』は、タイタンがクリーチャーを獲得・進化させながら世界の覇権を争うボードゲーム。私が高校生だった1980年代、一世を風靡した大人気ボドゲです。 こんなゲームが2卓立つミドルアースってすごいなぁ。
スターウォーズレベリオンとデススター。 反乱軍は帝国に駆逐されてしまったそうです。
『バルバロッサの黄昏』をよっしーさんにインスト中。愛知県からやってきたKMTさんと対戦してもらいました。ゲーマーズのスタンダード・コンバット・シリーズ(SCS)の入門用ウォーゲームです。移動→戦闘→機械化移動→補給判定というシンプルなシークエンスにZOC to ZOC移動とオーバーランを組み合わせたダイナミック機動戦向けメカニズムです。8ページのシリーズルールを覚えるとたくさんのシリーズゲームが遊べるという優れもの。シリーズルールは無料ダウンロードできるのでルールはスマホ。
『官渡戦役』はANさんとおの部長の対戦です。
次回のミドルアースのゲーム会は、10月13日(日)です。
場所は大阪市立天王寺区民センター。
一緒に歴史ボードゲームやウォーゲームを楽しんでもらえる方々を募集しています。うまい人よりも楽しい人募集中。最近、数名の新人さんがやってきています。興味のある方、どしどしお問い合わせください。
ウォーゲームの部屋(掲示板)で対戦希望や対戦予定のマッチングを行っていますので、どなたでもご覧下さい。
▼ゲームクラブ「ミドルアース」公式サイト
http://sunsetgames.cocolog-nifty.com/middleearth/
MMP社のベトナム戦争戦術級ウォーゲーム、『フロント・トゥワード・エネミー』のプレオーダーが9月21日午前3時で初回入荷分が予約でいっぱいになってしまいました。
恐れ入りますが、これからのプレオーダー受付分は次回入荷分から発送させていただきます。
すぐにMMP社にオーダーかけましたので、次回入荷は10月初旬と思われます。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い申し上げます。
詳細・ご予約はプロジェクト100のページをご覧ください。プレオーダーの申し込みは消費増税前の9月24日正午まで、プレオーダー価格は消費税8%据置で対応とさせていただきます。たくさんのプレオーダーお待ちしています。
歴史ボードゲーム研究家、古角博昭が考える、歴史ボードゲームとウォーゲームの違いとは何でしょうか。この2つ、似ているようで実はまったく違うボードゲームなんです。簡単に定義してみようと思います。
◆歴史ボードゲームはその名の通り、歴史がテーマです。戦争じゃなくても歴史であれば歴史ボードゲーム。でも、『アグリコラ』みたいに中世の農民をモチーフにしたゲームは普通のボードゲームと考えましょう。例を挙げるとすれば、『トワイライト・ストラグル』を筆頭に『戦国大名』、『シドマイヤーズ・シヴィライゼーション』、『ヒストリー・オブ・ザ・ワールド』、『パックス・ブリタニカ』、『トライアンフ&トラジェディ』でしょうか。
歴史ボードゲームは「歴史の背景を持ってはいるものの、史実の忠実性は問われない」ところが大きな特徴です。つまり、ゲームを遊んだ中でパラレルワールドが生まれても批判の対象にはならないのです。たとえば、『ヒストリー・オブ・ザ・ワールド』でローマ帝国がガリア地方やブリタニアに向かわず、中東に攻め進んでも誰も批判しません。歴史ボードゲームの歴史とは、あくまでもエッセンスや素材と考えれば良いかもしれません。
◆ウォーゲームは歴史ボードゲームの一種です。私が考えるところ、ゲーム盤がヘクス(六角形マス)で区切られている歴史ボードゲームはすべてウォーゲームです。ゲーム盤がエリアやマスで繋げられているポイント・トゥ・ポイント・システムでも、以下の条件に当てはまればウォーゲームです。
ウォーゲームは戦いをテーマにしています。戦争の一部を切り取った個々の作戦・戦闘(スターリングラード戦とかノルマンディー上陸作戦など)をテーマにしていることが多いですが、戦争全体(第二次世界大戦とかナポレオン戦争など)を再現しているものもたくさんあります。
ウォーゲームは歴史ボードゲームと異なり、「史実の忠実性」が大きく問われます。また、ゲームバランスが平等ではないこと、ゲーム開始時の両軍プレイヤーの戦力が非対称でアンバランス(一方が圧倒的に強いなど)なことが大きな特徴です。これはどちらも「雰囲気作り」を考えた上でゲームデザイナーが意図的に偏重させていることがほとんどです。なぜなら、ウォーゲームは勝敗よりもプレイングを通して雰囲気を味わったり、史実を学ぶことに重点が置かれているからです。実際、入門用として有名なウォーゲームである『ドイツ戦車軍団』に入っている3つのウォーゲームのうち、「エルアラメイン」と「ダンケルク」はどちらも連合軍がほぼ必勝ですが、それでも名作ウォーゲームと言われています。
以上が私、古角博昭が考える歴史ボドゲとウォーゲームの違いでした。これは異なる意見を否定するものではありません。議論が深まり、歴史ボードゲームに興味を持つ人が増えることを望みます。
MMP社のベトナム戦争戦術級ウォーゲーム、『フロント・トゥワード・エネミー』が入荷しました。
1ヘクス50m、1ターン5分、ユニットは1~4名のファイアチーム、重火器、指揮官、車輌、ヘリコプターのスケールでベトナム戦争の「兵士の戦い」を描きます。
詳細・ご予約はプロジェクト100のページをご覧ください。
プレオーダーの申し込みは消費増税前の9月24日正午までとさせていただきます。多数申込の場合は先着順とさせていただきますことをご了承ください(漏れた方はプレオーダー価格で次回入荷対応とさせていただきます)。
発送は9月26~27日を予定していまして、プレオーダー済みの皆さまには事前に確認のメールをお送りいたします。
最近、思うことはゲームクラブの使い方。
ゲームクラブに行ったら「何かプレイしないといけない!」と使命感に燃える方は非常に楽しめている人でしょう。ゲームクラブというツールを非常にうまく活用して自分の心を大いに満たしています。
でも、ゲームクラブに行ったら「何かプレイするのはいやだなぁ」と思っている方もいます。ゲームが下手だから対戦相手が迷惑かけちゃうかも(→だからやらない)とか、見ている方が好きだからとか、そういう理由です。
ゲームクラブに行ったら、まぁ同じ時間に同じ場所にウォーゲーマーが集まれば、対戦しましょうと言うことになりがちですけれど、我々もいい大人になってきて、若い頃みたいにがむしゃらにプレイしようとする体力・気力がなくなっているのも事実です。
価値の多様化という便利な言葉もあります。人によって遊び方はいろいろ。
プレイレポートや作戦研究をライブで体験できるのが「観戦」なのです。
皆さまには、積極的にゲームクラブに行ってどしどし観戦してほしいと思います。
東ではウォーゲームお猿さんがたくさん集まってる模様。
Twitterに続々とレポートが上がっています。
日本最大級のすばらしいウォーゲームイベントです。
#猿遊会 で検索!
歴史ボードゲームを買ってはみたものの「ルールを読んだけどよくわからない」という方々へ。ぜひ、ゲームクラブ「ミドルアース」にお越しください!「わからないウォーゲームや歴史ボードゲーム」を持ってくると、もれなく無料でティーチングいたします。
当日、そのまま会場にやってくるか、事前に「〇〇ゲームのティーチング希望」とご連絡いただければ大丈夫。一人で来るのが怖い時はお友達を誘ってみましょう。ゲーム会に勧誘することはありません。覚えたゲームは仲の良いお友達同士で遊んでください!
次のミドルアースのゲーム会は、9月23日(日)に大阪市立北区民センターで開催です!
▼ミドルアース大阪本部の公式サイト
http://sunsetgames.cocolog-nifty.com/middleearth/
ゲームマーケットやミドルアースのゲーム会で、最近20~30代の「現役ゲーマーさん」や「これからゲーマーさん」と話をする機会がたくさんできました。彼らは「歴史ボードゲームを遊んでみたい!」と声を揃えるのですが、そこには一つの大きな壁が立ちはだかっていることがわかったのです!
ルールブックを読んでも理解できない問題
ゲームを買いました、ルールブックを読みました、よくわかりません。多くの若者はこれなんです。考えてみれば歴史ボードゲームのルールの書き方って、私が歴史ボードゲームを遊び始めた1980年代からさほど進化していません。専門用語は多いし、図は少ないし、ページ数は多いし、文章そのものがわかりにくい。それが今の若者ゲーマーの声なのです。
昨年、大きな話題になった『歴史群像』付録ボードゲーム「モスクワ攻防戦/バルジの戦い」が非常に多くの皆さまに遊ばれたのは、「ルールブックがわかりやすい(理解できる)」ことが大きな要因でしょう。これも「ドイツ戦車軍団」のルールブックと「モスクワ攻防戦」のルールブックを読み比べた「非歴史ボドゲーマー」から実際に聞いた話です。
イベント等でウォーゲームを遊べる場所を提供したり、インストに力を入れることもとても大事なことですが、そもそもゲームを買った人が1人で遊べる環境を作ることこそが歴史ボドゲ世界発展の大命題だと考えます。
※あくまで個人の感想です。
『歴史群像』付録ボードゲーム「モスクワ攻防戦/バルジの戦い」。
ルールブックの書き方を見直して、たくさんの方々が遊べるように工夫されています。
※写真は山崎雅弘さんと歴史群像さんからお借りしました。
先日、『THE KOREAN WAR』の注文が相次いでたくさんやってきまして、うちの奥さま(BASE通販担当)がなんでやろ??と喜んでました。調べてみると、Twitterで話題になってました。
実はこのゲーム、1980年代にエポック社から発売された直後に姿を消した幻のウォーゲームなのです。サンセットで再販する前は定価2,800円が、ネットオークション相場で20,000円というプレミア価格だったのを覚えています。
私、このゲームをサンセットから再販する時にゲームデザイナーの鈴木銀一郎先生やエポック社の当時の担当者からいろいろ話聞いてます。ゲーム名が英語表記なのもやっぱり大人の事情です。
皆さま知らないと思いますが、『THE KOREAN WAR』は鈴木銀一郎先生のウォーゲーム処女作なのです。鈴木先生はエポックのワールドウォーゲームシリーズの第一弾としたかったようですが、エポック側がテーマに難色を示して、『独ソ電撃戦』『日露戦争』『砂漠の狐』というメジャー路線を歩むことになりました。
『THE KOREAN WAR』 はウォーゲームの基礎をすべて含んでいる入門用ウォーゲームです。両軍が移動→戦闘を繰り返すだけのターンに北朝鮮軍の戦車だけが移動できる戦車移動フェイズが用意されて、当時の戦車部隊の破壊力と脅威を再現しています。北朝鮮軍の戦車だけが韓国軍ユニットのZOCを無視しながら1ターンに2回移動できるのです。まさに電撃戦!しかし、北朝鮮軍戦車ユニットは3個しかなく、一度除去されると戻ってきません。そのあたりの作戦戦略がプレイヤーを悩ませます。
ホントに遊びやすい良いゲームなんで、皆さまにたくさん遊んでいただきたいです!
ダイスの卸売がとても好調です。
ゲームショップ、ボドゲカフェ、ネットショップさん等でご興味のある方はDMもしくはゲームマーケットでお問い合わせ下さい。
ダイスは1個から対応。10個とか20個の注文でも全然OKです。
大阪ならお店までお持ちしますよー。
▼お問い合わせ・ご質問などはこかどまで。お問い合わせだけでもOKです!
kokado.iphone@gmail.com
2泊3日でホテル貸し切ってTRPGを遊ぶイベントが昨日から始まってます。
サンセット出展中。
サンセットも一応、メイドRPGとかハーンマスターとかあいクラとかTRPGを作ってます。これらを「こかどさん誕生50周年記念50%オフセール」でシリーズ全作が50%オフして、参加者の皆さまにどんどんお買い求めいただきました。皆さま、ありがとうございました!たくさん遊んでくださいませ!
フリースペース会場は満員御礼。
ホテルを貸し切ってるので、楽しい企画がたくさんあります。
リアルに客室を探索する謎解き『リアルFIFTEEN』。
真っ暗な(本当の)部屋をランタンとスマホの灯りで手探りで調査します。
皇帝総選挙も行われてました。
サンセットチームは熱海でも肉を食べます。
肉は肉でもジンギスカン。
鍋がキティちゃんなのがカワイイです。
TRPGフェスティバルにハロウィンのダイスセット持っていきます。
今年の最新モデル。
ジャック・オー・ランタンで魔除けした人にはセッションで幸運がありますように。
TRPGフェスに来れない人はTRPGフェス終わってから通販はじめます。
サンセットゲームズ公式通販サイト
https://sunsetgames.theshop.jp/
私、古角博昭は、歴史ボードゲーム研究家を名乗っています。
歴史ボードゲームの制作や協力、執筆、イベント出演、講演などが主な仕事です。
14歳から歴史ボードゲームを遊び始めて35年、歴史ボードゲームクラブ「ミドルアース」の代表になってから30年、サンセットゲームズを創業してから19年が過ぎてまして、そろそろこんな肩書きを付けても良いかなと思い至りました。
高校生の時に「ゲームでメシを食っていこう。30歳でゲーム会社を作ろう」と思い立ち、20代でゲーム雑誌のライターやゲームデザインのお手伝いをした後、29歳でサンセットゲームズを立ち上げました。ちょうど2000年の話。
自分を育ててもらったボードゲームの世界に貢献できるような仕事にも目を向けていこうと思います。
歴史ボードゲーム研究家、古角博昭をこれからどうぞよろしくお願い申し上げます。
※歴史ボードゲームに関するご相談や取材、執筆や出演の依頼などはLINE ID kokado.line または kokado.iphone@gmail.com までお願いいたします。
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