この世界の現状と進むべき道(その4)…【分母の拡大】
【分母の拡大】
とりあえず、数年来ずっと目指しているのが、これです。
僕が初めてウォーゲームを知ったのは、転校したきたタケタケの家で、初めてウォーゲームを買ったのは近くのデパートのおもちゃ売り場でした。
ほとんどのウォーゲーマーは、ウォーゲームを最初は中身もよくわからないまま買った(買ってもらった)と聞きます。
というわけで、とにかく店頭に露出することなのです。
店頭といっても専門のホビーショップや模型店ではなく、トイザ○スとか東急ハ○ズとかヨドバシカ○ラとか、一般の人たちが集まる店のことを言います。
とにかくウォーゲームに全く接点を持たない人たちにアピールするのです。
そのために、当社のウォーゲームはジップロック入りからボックスに切り替えました。
ボックスアートや重さにも気を配っています。
徐々にではありますが、作戦は結果を残しています。
つい最近までウォーゲームを置いてもらっていた名古屋の東急ハンズでは、(不思議なことに?)ウォーゲームはそこそこ売れたようです。
取り扱いしている問屋もウォーゲームの性質をよく知っていて、五年くらいの長期的な視点で面倒を見てくれています。この問屋は前述したショップの他、全国のデパートとも取引がある大手問屋です。
まぁ、言いたいことは、我々が何もしなくても全国のしかるべき場所にウォーゲームが並べば、ブームは勝手に起きるだろう、ということです。
一般の人がウォーゲーマーになる確率が0.1%だとすると、1000万人の目に入れば、1万人のウォーゲーマーが誕生します。
何もしなくてもいいのです。
実際、四半世紀前の僕たちがそうだったのですから。
※2007年3月19日の記事を再掲しました。
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