『オペレーション・タイフーン』を遊ぶ
オペタイの6人戦、おつかれさまでした。
『オペレーション・タイフーン』は遊びやすいモンスターゲームとして有名です。ルールが簡単で、ターン進行も早い。両軍プレイヤーターンに移動と戦闘が1回ずつ、機械化移動とかオーバーランもないクラシックなシステムです。両軍プレイヤーターンの最初に補給フェイズがありまして、常に両軍ユニットの補給を判定するところが特徴的。あとマストアタックなんで、隣接している敵ユニットを必ず攻撃しなければなりません(どんなに不利でも)。
これ、第3ターンの写真です。ソ連軍がちょっとずつ後退中。1ヶ所に戦力を集中されないように一定の距離を保っています。
第1ターンのドイツ軍は全ユニットが補給切れで攻撃力半減ですが、限定的な攻勢を開始します。戦力はチットシステムなので、ランダムに決まります。C1が一番弱くてA3が一番強い。写真のように、1個装甲師団ずつが弱そうなソ連軍の戦車旅団を攻撃します。このゲーム、シフトコラムがすごくて、写真の攻撃では諸兵科連合で2、同一師団効果で1の3コラムシフトになります。この攻撃はうまく成功して、突破の戦闘結果が出ました。突破では、防御側のソ連軍ユニットの退却をドイツ軍プレイヤーが行い、戦闘後前進は退却ヘクス+1ヘクスとなるので、今回のドイツ軍はそれ狙いの高戦闘比攻撃しか行わないという方針。
ドイツ軍は第2ターン、第3ターンの攻撃も成功して、ソ連軍の戦線を破り包囲に成功します。突出したドイツ装甲師団が補給切れですが、補給切れでも防御力は変わらないのでどんどん前に進めます。反対に孤立(Isolate)になったユニットは攻撃力が一律1になるので、写真では2戦力でドイツ装甲師団に戦いを挑まなければなりません。戦闘結果は負けた方が必ず1ステップ以上失うブラッディなものになっていて、しかも3対1の戦闘比で勝敗が五分五分と偏ったレート。このように、マストアタックを利用して相手に不利な攻撃を強いると言うのがオペタイのセオリーです。この後、もちろん孤立したソ連軍ユニットは全滅して、防御側のドイツ装甲師団がさらに戦闘後前進しました(戦闘後前進は攻撃側・防御側両方できます)。
とはいえ時間が経つにつれ地面が泥濘になり、交通の要衝クリム(Klim)攻略戦が始まる頃には、ドイツ軍全体の補給が乏しくなり、多くのユニットが補給切れとなってしまいました。白色のマーカー乗っているユニットは全部装甲師団で全部補給切れです。
第7ターンで本日のゲームは終了。クリムを占領しましたが、中央のモスクワ前面では大反撃に遭い、南方のグデーリアン将軍はツーラ(Tura)を巡る戦いに苦戦しているようでした。
しかし、Toon情報局によると、YSGAのオペタイはドイツ軍勝利というニュースが入ってきました。ドイツ軍が勝てないように思うんですが、そんなことはないんですね!
6人のメンバーが個性溢れる人ばかりなので、楽しい楽しいプレイングでした。また次のゲームもよろしくお願いします。
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