ウォーゲームを作る上で欠かせないのが駒(ユニット)。1/2インチ(12.5mm角)というのが定番のサイズ。サンセットでも『戦国大名』や『聯合艦隊』の駒は全部このサイズです。
さて、同人ウォーゲームを作る際に駒をどうしようか?という話になった時に、打ち抜きにするのかシールにするのか?これが運命の分かれ道??なのかもしれません。そんな悩みを持つ方のために、今回は駒シートの価格を考えてみたいと思います。
サンセットの駒シートは1枚200駒入りです。シート1枚であれば何個でも入りますが、枠の強度なんかが問題になってきます。全て角で止めるように設計すると、コーナーカッターを使って角を落とすとキレイに仕上がります。

さて、これを100枚作ると単価は3,400円なんです!1個17円もしちゃいます!とてもじゃないけど使える値段じゃないですね。これが200枚になると、どーんと下がって1,750円!ほぼ半額です。300個になると1,230円と値段は順調に下がります。まとめてみると…
100枚 @3,400円 合計 340,000円
200枚 @1,750円 合計 350,000円
300枚 @1,230円 合計 369,000円
驚くことに、ほとんど値段に差がありません!
商業レベルになりますと、ケタが1つ増えて1,000枚からの話になります。その場合は…
1,000枚 @390円 合計 390,000円
2,000枚 @220円 合計 440,000円
300枚作るのとあまり変わらない!それでも決して安いとは言えません。
こんなふうに打ち抜き型の駒シートはとても高価なパーツなのでした。ゲームデザインを志している人たちの、何かの参考になれば幸いです。
※あくまでも参考価格です。
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