『ハイウェイ・トゥ・ザ・ライヒ』のキャンペーンゲーム(後編)
後編。
さてさて、一夜明け、ゲームが続きます。
まずはドイツ軍の作戦会議。あれがあれで、これがこれで。戦線が破れるのは時間の問題ですけどもなるべく遅滞させるべし。
ゾン橋の奪回にパンター戦車が突進!米第101空挺師団は歩兵と重火器部隊しかいないので全く歯がたたず…。さらに、ゾンの町がドイツ軍砲兵の射程に入れられ、撃たれ放題です。
一方、あいかわらずアルンヘムを攻めあぐねるドイツ軍。赤い英第1空挺師団のユニットはまだまだあります。なかなか残念なお知らせです。
ゾン橋をなんとか守り抜き、反撃に出る米第101空挺師団。数にモノをいわせてひたすら前進。砲兵に撃たれてもまた前進。アイントホーフェンに入りました!
そろそろ英第30軍団に包囲される前に、貴重な砲兵ユニットを盤外に脱出させるドイツ軍。なかなか的確な判断です。このゲームの砲兵は、まさしく陸の女王。歩兵を簡単に蹴散らしてくれます。
そして、あれやこれややっているうちに、ゲーム終了~!
ナイメーヘンとアルンヘムを結ぶ道路は連合軍が確保しています。
サイコロのいたずらで、ドイツ軍ユニットは1つもアルンヘムの町に突入できず。こんな日もあるさ。
米第101空挺師団はアイントホーフェン攻略に乗り出し、英第30軍団の突破は目前です。史実では2日目の夜に英第30軍団がアイントホーフェンを攻略してゾン橋まで進んでいます。あと一日ゲームを続けていれば、アルンヘムまで行けてた!
そんなこんなで感想戦。いやーおもしろかったですねー。
2日間やって、だいたい2日分のゲーム時間を進める。ほぼリアルタイムでした。
『ハイウェイ・トゥ・ザ・ライヒ』はオリジナルの戦闘システムで、戦車、歩兵、砲兵、対戦車砲など兵科毎の特色がよく出ていて、SPIチックに戦場を再現してくれています。そして、ルールがシンプルなことから遊んでいて安心感(安定感)がありました。マーケットガーデン作戦の空挺部隊の歩兵戦闘から、英第30軍団の機械化部隊の大突破までうまく再現されています。これはよくできたウォーゲームですねー。昔の人は偉かった!
参加した皆さん、どうもおつかれさまでした! 次も楽しいゲームを遊びましょう!
次は冬に企画。ということは『オペレーション・タイフーン』か『ヴァハタムライン』??
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