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2015年5月25日 (月)

松浦さんの対戦レポート

先日のミドルアース定例会で松浦さんとゲーマーズの『エネミー・アット・ザ・ゲイト』を対戦しました。いつも楽しく対戦していて、この日は松浦さんが提起してきた問題を考えてみようと言うことになりました。

今回の問題は松浦さんのブログで紹介されています。
OCS 『Enemy at the Gates』リトルサターン作戦初期配置、と……!
http://dsssm.blog.fc2.com/blog-entry-399.html


以下、松浦さんのブログから転用
「ただ実わ、(多分)このシナリオと『Enemy at the Gates』それ自体は、GameJournal旧41号(平成7年12月発行)の「Enemy at the Gatesを評価する!! ~実際のプレイから~」という記事で「ゲームにならないゲーム」として否定的な評価を与えられてしまったという曰わく付きのものなのです……。
 なぜ否定的評価をされたかというと、このシナリオで防御側(というかけんもほろろで逃げるしかないハズ)の枢軸軍側のドイツ装甲師団が第1ターンの裏で(表はソ連軍と指定されている)、ソ連軍戦線のウィークポイントを狙い撃ちしてオーバーランし、さらに別の装甲部隊が移動フェイズ中に移動をおこなってソ連軍司令部とその下の大量のSPを捕獲してしまえ、それをソ連軍側が阻止することが不可能なのでゲームにならない……ということであります。」

E1_2

写真で簡単に説明しましょう。
1.枢軸軍の装甲師団がピンセットで指しているユニット(もしくはその右の同じ種類のユニット)をバリバリッとオーバーランして穴を開ける。
2.そこから枢軸軍の装甲部隊がオラオラーと移動して(OCSゲームは敵ユニットのZOCで停止しなくてもよい)、後方にある全ての司令部と補給ポイントを撃破するか捕獲する。
3.全戦線のソ連軍ユニットが補給切れになって、あっという間にソ連軍壊滅じゃん!

というストーリーです。


ただし、このシナリオは必ずソ連軍が先攻と指定されています。ですから、ソ連軍プレイヤーターンの閒に防御用のユニットを置けば、全て解決するのでした。例は下の写真です。

E2_3

せっかくの機甲師団をバラすのはいかがなものか?と松浦さんに言われましたが、このあたりには18SPしかないので、攻勢はすぐに息切れします。ソ連軍の機械化師団が移動して、カチューシャで支援砲撃して普通に戦闘するだけで5SPくらいかかります。オーバーランすると、さらに1SPくらいかかります。それに戦線を構築しているソ連軍狙撃兵部隊の弱いこと。歩兵の支援もあてにできないので、この機械化師団は防御予備と読み取るべきでしょう。


『エネミー・アット・ザ・ゲイト』の記事が公開されて20年も経っているのですから、いまさらいろいろ言ってみたってもう時効ですヨネ。


あっ、6月7日のミドルアース定例会で、松浦さんとこのシナリオを対戦しますので、お暇な方は見学に来てくださいませ。

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