ドイツ南方軍集団のコルスンを遊ぶ
これはドイツ南方軍集団に4in1の一つ「コルスンの戦い」の備忘録です。
●パウルKさんのドイツ軍の初期配置。シークエンスは移動→戦闘→機械化移動ですが、ドイツ軍の装甲師団は2ヘクス以内、擲弾兵師団はスタックしていると同一師団効果が得られるため、二線防御ではなくスタックで戦線を構築しています。
●後日の研究によると、ソ連軍は第1ターンの機械化移動でズヴェニゴロド(Zvenigorod)隣の森まで進出するチャンスがあり、ここにいるとドイツ軍の渡河移動を妨害することができます。序盤のソ連軍は前に行く必要は全くありません。司令部の指揮範囲の制限もあるので、包囲攻撃でドイツ軍ユニットにステップロスを強いていくのがベターです。
●ソ連軍の最初の一手はドイツ歩兵師団に対する機械化軍団の1:1オーバーランでしたが、あまり良い手ではないみたいです。
●一方のドイツ軍ですが、序盤は後退重視で損害を減らし、時期を待つのが良いかと。今回は両軍撃ち合いとなり、その結果、ソ連軍は2個機械化軍団、ドイツ軍は3個装甲師団を失いました。ソ連軍の4ステップある軍団ユニットを1ターンで除去することは困難なので、消耗戦はソ連軍に大きく有利になります。
●勝利条件は両軍ユニットの除去とドイツ軍ユニットの孤立(被包囲)によるVPの比較なので、ヘクスはいくつ失っても影響ありません。
以下は毎ターン終了時の写真です。
今回のゲームは第6ターンで終了しました。次のターンにソ連軍の包囲環が完成しますが、VP的に見ると独ソ両軍が均衡しています。
今年遊んだゲームリスト
1月11~12日 エクスポーター作戦(ショートキャンペーンゲーム)
1月18日 ザ・フォゴットン・ウォー
2月1日 ドイツ南方軍集団「コルスン」
« 2月の週末の予定(備忘録) | トップページ | ゲームマーケット2015大阪の公式カタログが届きました »
「その他」カテゴリの記事
- ジャック・グリーン氏を偲んで(2025.03.20)
- 商売繁盛の神様、十日戎「えべっさん」に行ってきました(2025.01.10)
- 謹賀新年(2025.01.01)
- 今年もお世話になりました(2024.12.31)
- 大政奉還の日(2024.10.15)
ほぼ正確な備忘録であるが、1点訂正すべき箇所があるので、わがドイツ国防軍の名誉のために付言する。
第6ターン終了時にはまだ第3,第11装甲師団はまだ失われていない。健在である。
もっとも、第7ターンには失われてしまうであろう。
第6ターン終了時に喪失していたのは第17装甲師団のみである。
したがって、既に完全に失われていた機械化部隊は、わが軍1個装甲師団、敵2個機械化軍団である。
もちろん、それ以外の敵戦車・機械化軍団もかなり削れている。
それでも撃ち合いになると、わが装甲師団の倍ほどいるボルシェビキの戦車・機械化軍団にどうしても飲み込まれてしまう。
あと、「1~5」では敵戦車軍団殲滅というところで「6」が出ることが複数回あるなど不運であった。
言っておくが、本官の忠誠心は完璧である。
サイコロに何らかの陰謀が仕組まれていたに違いない…。
積極的に反撃し、敵狙撃兵、騎兵師団を8個殲滅したが(殲滅が主なVPであったから)、守りに徹した方が勝ちやすいようである。
あるお方の至上命令で、第5SS装甲師団「ヴィーキング」をはじめ多くの部隊がドニエプル流域から離れられない、という厳しい移動制限が課されている。
言うまでもなく、包囲させるための陰謀ルールである。
あとは、航空補給をしつつ、「ヴィーキング」を友軍に近いところにおいて孤立による敵の得点を防ぐので、VPのうえでは十分引き分けになるであろう。
しかし総統は、ご自身の至上命令をお忘れになって言われるであろう、「貴官の戦略的大敗北である!」と。
しかし、やっと第1SS装甲師団「親衛旗アードルフ・ヒトラー」とベーケ重戦車連隊が登場したところで時間切れとは…。
彼らの活躍によってどう変わるのか、見たかったであります、総統閣下。
ドイツ国防軍 南方軍集団総司令官
元帥 パウル・K・マンシュタイン
投稿: パウルK | 2015年2月 5日 (木) 12:10