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2013年1月 8日 (火)

日本語版プロデューサーより

『孤島の戦場』の1つ、「ブラッディリッジ」はガダルカナル戦がテーマです。

川口支隊は9月13日20時(第2ターン)に攻撃を開始しました。主攻撃は南方のジャングルからブラッディリッジを越えて飛行場に指向し、翌朝までに全陣地を蹂躙するという作戦でした。この時点で一木支隊の残存部隊(水野大隊)は主力の東に位置し、岡部隊(舟艇機動部隊)は海岸方面より飛行場西側から攻撃する計画でした。ほとんどの攻撃が頓挫する中、「夜襲の仙台師団」所属の田村大隊が飛行場の突入しましたが、後が続かず、無念の後退を強いられました。

日本軍がゲーム序盤に総攻撃を控え、戦力を温存に努めれば、ゲーム中盤の戦力バランスは大きく日本軍に傾きます。日本軍の増援は海岸ヘクス、つまりアメリカ軍の背後から登場することができ、また日本軍歩兵の浸透移動にも注意を払っていないとすぐに包囲されてしまいます。こうして、アメリカ軍ユニットは次々と包囲されては除去されていく運命をたどります。

幾たびにも重ねたテストプレイは、「熟達したプレイヤーが指揮する日本軍は必勝」という結論に達しました。史実のように日本軍が第一次総攻撃を「バンザイ突撃」を用いて行うと、日本軍は史実同様、戦力を逐次投入せざるを得なくなり、非常にヒストリカルな展開になるようですが、我々はすでにこの戦いの教訓を得ています。

ゲームバランスは悪いのですが、それを取り繕うようなルールはあえて追加していません。それをご理解の上、1975年にアメリカ人の手によってデザインされた、このウォーゲームを楽しんで頂きたいと思います。

Broodyridge_map

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