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2010年1月 5日 (火)

今日は日本語ルールの話です

この前、『バルティック・ギャップ』のキャンペーンゲームに行った時に質問されたんです。

「GCACWだったら、たかさわさんの訳があるのに(そして『Battle Above The Clouds』もたかさわさんが訳してくれるのに)」

その回答は以下です。

「同人訳だと一般のゲームショップは取り扱わないですから」

問屋やイエサブなどの一般のゲームショップでは、商品自体に直接日本語ルールが添付されていないと受け入れてもらえないのが実状です。乱暴な言い方をすれば、同人訳はやはり同人訳。未だ地下に潜っているウォーゲーマーを再び浮かび上がらせたり、新しいユーザーを獲得するためには日本語ルールは必須であり、その存在をできる限り「能動的」に知らしめなければなりません。そのためには多くの人がやってくるゲームショップに、ゲームと日本語ルールのセットを置く必要があると考えています。

活発に活動しているウォーゲーマーならば、しかるべきところからダウンロードするなどして日本語訳を簡単に入手できます。しかし、それはほんの一握りのウォーゲーマーの話。どれくらいかというと、現在のウォーゲーム人口の5~10%、100~200名くらいかと。GCACWシリーズの日本語ルールはMMP社のホームページからダウンロードできますが、皆さんご存じでしたでしょうか?日本国内でそれをどのくらいの方が知っているでしょうか?その格納場所が個人のホームページならば?

ただ、勘違いしないで下さい、皆さん。決して同人訳やその制作者を非難しているわけではありません。それぞれの立場からアプローチの手法が異なっているだけなのです。
少し前にも、積み木の『リチャード3世』の同人訳を水池さんが作られたそうで、私の方に気を使って頂きました。ただ、私の視点はあくまでも問屋・店舗への流通ですので、上のようなことから全く気にしていません(というか、その彼の精力的な活動を応援しています。完成した日本語ルールのチェックなんかしてもらっていますし)。

メーカー、問屋、ゲームショップ、そして我々。全ての人がウォーゲームの興隆を再び望んでいますが、たくさんの人、たくさんの戦略戦術があるので、目指すところは同じでもその手法が異なります。ですので、不用意な噂が立つ前に個人的な見解を述べさせて頂きました。

それにしても、たかさわさんの翻訳はプロレベルですな~

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コメント

和訳の質が価格に比例しないところが、この業界の難しいところですねぇ。
ライセンス版には是非英文ルールの添付をお願いしたいところです。

なにぶん、慢性的に超人材不足の業界ですからねぇ。
個人の熱意だけでやっているところありますし…。

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