この世界の現状と進むべき道(その4)
【分母の拡大】
とりあえず、数年来ずっと目指しているのが、これです。
僕が初めてウォーゲームを知ったのは、転校したきたタケタケの家で、初めてウォーゲームを買ったのは近くのデパートのおもちゃ売り場でした。
ほとんどのウォーゲーマーは、ウォーゲームを最初は中身もよくわからないまま買った(買ってもらった)と聞きます。
というわけで、とにかく店頭に露出することなのです。
店頭といっても専門のホビーショップや模型店ではなく、トイザ○スとか東急ハ○ズとかヨドバシカ○ラとか、一般の人たちが集まる店のことを言います。
とにかくウォーゲームに全く接点を持たない人たちにアピールするのです。
そのために、当社のウォーゲームはジップロック入りからボックスに切り替えました。
ボックスアートや重さにも気を配っています。
徐々にではありますが、作戦は結果を残しています。
つい最近までウォーゲームを置いてもらっていた名古屋の東急ハンズでは、(不思議なことに?)ウォーゲームはそこそこ売れたようです。
取り扱いしている問屋もウォーゲームの性質をよく知っていて、五年くらいの長期的な視点で面倒を見てくれています。この問屋は前述したショップの他、全国のデパートとも取引がある大手問屋です。
まぁ、言いたいことは、我々が何もしなくても全国のしかるべき場所にウォーゲームが並べば、ブームは勝手に起きるだろう、ということです。
一般の人がウォーゲーマーになる確率が0.1%だとすると、1000万人の目に入れば、1万人のウォーゲーマーが誕生します。
何もしなくてもいいのです。
実際、四半世紀前の僕たちがそうだったのですから。
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分母の拡大にはやはりタクテクスみたいな書店で買えるウォーゲーム情報誌が必要でしょう。
雑誌単体では商売は成り立たないので初期のタクテクス+HJのように自社ゲーム、輸入ゲーム、その他のアナログゲームの自社で取り扱うゲーム全般を紹介するのが中心の雑誌になるだろう。
CMJやGJは今更、方向転換はまず無理なので上記の条件に当てはまるのはサンセットのみ。
期待してます。
投稿: 辺境伯 | 2009年2月27日 (金) 15:40
辺境泊さん、こんばんわ。
突然のコメントに少々驚いています。
>やはりタクテクスみたいな書店で買えるウォーゲーム情報誌が必要でしょう。
そう思いますが、現在の国内ウォーゲームメーカーがそれを出しているようでは、やっぱりニッチな世界から脱却することはできないと思うんですよね。
バン○イとかエ○ックとか額県とか集○社とか、そういうところから出してもらえるようにならないといけないと思っています。
そのためには……
いろいろすべきことがあるわけですネ。
投稿: こかど | 2009年2月27日 (金) 23:07