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2007年3月17日 (土)

この世界の現状と進むべき道(その3)

ブームの火付け役
新たなブームを起こせるウォーゲームのスタイルがわかりました!
“ブックタイプ”のウォーゲームです。
『歴史○像』のゲーム付き、記事を大幅に増やした『シックスアングルズ』、といったイメージでしょうか。
ただし、条件は4つあります。

・価格は1500円以下。
・全国の書店に流通させる。
・ゲームはボックスタイプのものと同等のレベル(コンポーネント、難易度共に)
・ゲームはソロプレイ可能なもの。

ヒントは、ロールプレイングゲームの歴史にありました。
1980年代当時、まだまだ大人のホビーであった、『ダンジョンズ&ドラゴンズ』、『トラベラー』、『クトゥルフの呼び声』などのRPGは全てボックスタイプでした。
しかし、そこに『ソード・ワールドRPG』が登場したのです。
文庫本で安価なこと、そして書店流通によって、特に中高生を中心とした低年齢層に広く普及しました(彼らはその時、初めてテーブルトークRPGというものに接したのです)。
もちろん、世界観が『ロードス島戦記』と同じであったり、マルチクラスによる少人数パーティが編成可能なシステムという見過ごせない大きな側面もあります。
しかし、高価で専門性の高かったテーブルトークRPGを、文庫本の形で書店流通させることで、一気に敷居を下げたのでした。

ジップ入りではダメなんですよ。
あくまでも、「本」にしなくてはダメなのです。

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この世界の現状と進むべき道」カテゴリの記事

コメント

もしやるなら月間タクテクスの様な雑誌に『歴史群像』の記事を含めた感じで買って即遊べるように付録ゲームのカウンターシートは封筒に入れて背表紙裏に貼り付けといった所かな?
内容はウォーゲーム関連50Pに『歴史群像』的記事が50Pとルールブック分といった感じで。

実際に『歴史群像』と組んで別冊とかでまずは試験販売で試してみて、後は出す部数で定価が幾らになるかだけでしょう。

辺境伯さん、こんばんわ。

私が今考えているのはディアゴステ○ーニ式のマガジンです。
『アンブッシュ』のような感情移入しやすいソロプレイ用シナリオを毎号付録に付けます。

「ウォーゲーム関連50Pに『歴史群像』的記事が50P」の分厚い本は、いくら安くても今の若者は買わないんですよ。
彼らの多くは「見て読む」のが“雑誌”と考えています。
そして、ゆとり教育の影響からか、文字に対する持久力も低いです。
こういった問題をクリアしていかないと実際に手にとってもらえないんですよね。

RPGやトレカなどいろいろな仕事をさせてもらっているおかげで、いろいろな世代のリサーチができています。

>「ウォーゲーム関連50Pに『歴史群像』的記事が50P」の分厚い本は、いくら安くても今の若者は買わないんですよ。
>彼らの多くは「見て読む」のが“雑誌”と考えています。

これに関してはウォーゲーム関連50PはGJ誌的な編集を発展させた物でいいと思います。
GJ誌の最大の欠点はジップロックの販売形態ゆえに売上げを上げるのに最も効果的なはずの付録ゲームの内容に関してHPより詳しく説明してる記事が読めない事です。
(ジップロック形態の販売でなければこの問題は解決する。)

『歴史群像』的記事が50P、こっちの分全体のボリュームアップも兼ねた立ち読みせずにちゃんと買ってくれた方へのじっくり読むサービスみたいな物。
(なおこのページ数は歴史群像と実際に提携を結んだのも視野に入れた場合を想定)
私は該当ゲームは所有してませんでしたがタクテクスのガダルカナル等の海戦やナポレオンの連載を当時いつも楽しみにしてまし。

「本」はやはり立ち読みできることが重要ですネ。

これで一気にハードルを下げることができますから。

マンガくらいは立ち読みしてもらって、続きは買って家で読むというのが理想ではないでしょうか。
そのためには大型書店に並ばないといけないんですよね。

>「本」はやはり立ち読みできることが重要ですネ。
>これで一気にハードルを下げることができますから。
>マンガくらいは立ち読みしてもらって、続きは買って家で読むというのが理想ではないでしょうか。
>そのためには大型書店に並ばないといけないんですよね。

理想はページを開いて目次の直後に見開き2ページ付録ゲームの紹介写真でその後にリプレイコミックで立ち読み時点でゲームを購入の判断させる事、他の記事もじっくり読みたい人はちゃんと買って行くと言うパターン。

後「ウォーゲーム関連50Pに『歴史群像』的記事が50P」ってのは
CMJやGJより落ちるであろうウォーゲーム記事の現実的なページ数で『歴史群像』的記事の方は向こうだけでなくこちらにも書いて貰うのに確保出来そうなこちらで勝手に予想した推定ページ数です(多い程良い)
CMJやGJよりページがそれなりに多ければ一気にこちらに引き込み易いでしょうし。

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