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2006年4月 1日 (土)

私の頭の中の消しゴム

結婚間もない幸せな2人。
その妻が若年性アルツハイマー症になってしまうと言う話です。
これも『HIRAKATA』同様、なぜか家にDVDがあったので見てしまいました…。

感動の話題作、涙なしでは見られない恋愛モノとの前評判でしたが、僕にとっては「アルツハイマー症患者を持つ家族の苦悩」が大きく焼き付いた作品でした。
病気というものは、その家族や多くの友人たちにも苦悩をもたらすのです。

映画は「愛」という人類史上永遠のテーマの中に、アルツハイマー症になった妻本人とそれを取り巻く夫と家族、という2つの軸で構成されています。
もちろん、どちらも苦悩を抱えるわけですが、それぞれ苦悩の中身が異なります。
そして、その苦悩をスクリーン上の「事件」に置き換えてストーリーは進んでいきます。

チョン・ウソンの演技が光り、非常によい映画でした。
機会があれば、ぜひご覧になって下さい。

記憶が消えていくというのは、なにもアルツハイマー症に限らず、(その期間が短いか長いかは別にして)人間の「欠陥」と言えます。映画では、アルツハイマー症によって、この「記憶」というものをクローズアップして、その大切さをメッセージに残しているように見えました。
生きていることを「かみしめて(=記憶に残して)」、命の尊さを謳う映画です。
皆さん、悔いのないように生きましょう。

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