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2005年3月25日 (金)

『PoG』のルール覚え書き

小野じゃ。

わしのコメントは依然として作製中であるが、ここでパスグロのルールがなかなか覚えられない人の一助となれば、と思い自分のためにつくった覚書を公開しよう。
ルールブックの中であちこちに散らばっているルールを寄せ集めたものである。

諸国のルール
オーストラリア軍:オペレーションと戦略再配備はイギリス。近東マップの港湾に運んでよい。
補充は連合。攻撃時、優先損害ユニットである。
カナダ軍:オペレーションと戦略再配備はイギリス。近東マップの港湾に運んではならない。
補充は連合。攻撃時、優先損害ユニットである。
ポルトガル軍:使ったことがない。
ベルギー軍:アントワープ・オステンド・カレー・アミアンではイギリス軍と同国籍であるがごとく活性化できる。
補充は連合。首都を失っていても補充を使用でき、アントワープ以外にも、ブリュッセル・オステンドで軍を再建できる。それらが全て敵の支配下ならば、カレーにも再建できる。
一般に首都を失うと予備ボックスからの戦略再配備と補充の使用が不能になるが、ベルギー軍は、首都を失うペナルティーを受けない。
ちなみに「海への競争」に関する土地は、オステンド・カレー・アミアンである。
セルビア軍:補給源はロシア・ベオグラード・サロニカ(もちろん中立の間は不可)である。また、セルビア国内では常に補給下。
補充は連合を使用。戦略再配備と補充について、首都を失っていることに関する制限を受けない。ただし、軍ユニットが再建可能なスペースはサロニカか、ニスを敵に支配されていない場合に限り、ベオグラードである。
アラブ北方軍:オペレーションはイギリス。
補充は連合。ただし、予備ボックスではなくて、アラビアに復帰する。予備ボックスに行くことがないので、戦略再配備については、このユニットの国籍が問題になることはない。
逆に、予備ボックスから陸上戦略再配備されるイギリス軍ユニットについては、アラブ北方軍を同一国籍とみなさない。こんなルールが一応書かれている。ロンドンからアラビアまで陸路がつながっていれば、ゲームはすでに終わっている、と思う。
常に補給下である。
また、このユニットは通過するスペースを支配できない。
アメリカ軍:オペレーションは、フランスとドイツ国内で、フランス軍とスタックしているとき、同国籍とみなす。けっして同一国籍ではないので、スタックしているスペースがなければ、協同攻撃はできない。
軍団の予備ボックスからの戦略再配備は、アメリカ軍の存在するフランスの港湾へ。
補充は、補充がプレイされるごとに1ポイント。軍の再建はフランスの港湾で。

近東マップとの往来
ロシア軍:ターン毎に1個の軍団ユニットを移動させることができ、また、1個の軍団ユニットを戦略再配備できる。
イギリス軍:ターン毎に1個の軍団ユニットを戦略再配備できる。イギリスだけは予備ボックスを港湾とみなすことができるので、予備ボックスから直接、近東の港湾へ海上戦略再配備してよい。
移動については、制限はない。
フランス軍:近東マップへ海上戦略再配備できない。海路で行けるのはバルカン半島まで。
中欧諸国:ターン毎に1個の軍団を戦略再配備できる。中欧諸国全体で1個。移動については制限なし。
軍ユニット:イギリス近東軍・地中海派遣軍・フランス東洋軍・ロシアコーカサス軍・トルコ電光軍・イスラム軍だけが、近東マップに進入・存在できる。
これらは全て、補充を受け取ることができない。
また、これらのうちイギリス地中海派遣軍とロシアコーカサス軍だけが優先損害ユニットである。

どう?わかりやすい?
ただし、ポルトガル軍とかサヌーシ族とかは、はしょってある(はしょる=省略する:これって共通語?)。必要な方は…いないと思うけど…、自分で追加してね。

ところで、ロシア軍の戦略再配備はロシア国内に限る、っていうルールも忘れやすいと思わないか?火力増強のために軍団をオーストリアまで運んではいけない。
しかし、ユニットを置くとスペースの色、わからなくなるし、そもそもカルパチア山脈からこちらは、すっかり自国領のつもりだ。
でも、オーストリアを攻めることに頭がいっぱいで、いや、であるからこそ、なおさら、オーストリア領内の軍の上に積んでしまうんだよな。

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コメント

小野じゃ。

かつて、我々のプレイは、イベントそっちのけの殴り合いだった。おかげで、たまに全面戦争段階に入っても、もう残りは数ターン。カードを見ると、前提条件の付いたものばかり。なるほど、計算してみれば、我々のプレイではターン数が足りない。でも、どうやってオペレーションを減らそうか?…と思いつつ、時は流れて…。
今回はパスグロをすると思っていなかったので、方針とかは、なし。始めてみると、協商がフランスすら攻撃せずに、イベントプレイを専らとしているので、イタリアで先手を取られないように、こちらもそれに応じる。あの「協商が全面戦争に突入していれば、連合は限定戦争の2枚の5のカードを捨て札か、イベントにしか使えない」というルールが発動される事態は避けねば…。
おまけに、イタリアは守られねばならない。間に合うのか。

が、しかし…。
協商が全面戦争段階に入ったというのに、こちらの戦争状態は7。イタリアが参戦しても9。ルーマニアは捨て札するしかない。イタリア、守らなアカンのに5のカードを捨ててる余裕なんてない。もう一度繰りなおして、「ルーマニア来るな。ルーマニア来るな…、よっしゃぁ~」。
ルーマニアを捨て札するのは1回で済んだ。
というわけで、全面戦争、突入。第8ターンぐらいか?こんなに早いのは初めてなので、ここで連合の方針は『USAの参戦』と決定された。なぜなら、何かきっといいことがあるに違いない、と思ったからだ。
あるいは、できそうだったから、とか…。いずれにせよ、大した動機はない。いや、むしろ実はロシア革命を見たかったのかもしれない。
とにかく、むやみに、括弧つきのカードがプレイされるのは、そういう理由である。
「ブルシーロフ攻勢」。戦争状態を2上げるこのカードもまた、その目的のためだけに使用された。火力の充分な集中のないまま行われたこの攻勢の失敗のおかげで、1ターンの間に補充を2回も入れることとなった。
「サロニカ」。このカードを使うとせっかくの「MEF(1)」が使えなくなるのを思い出すのは、もちろん、「サロニカ」をプレイした後である。しかも、早く使いすぎて何の効果も上げなかった。もったいない話である。
逆に、戦争状態を上げないカードはプレイが等閑になったりして…。
「シナイ・パイプライン」。このカードの重要性を知ってはいたが、ゲームのペース早いから、まあいいや、とOPか補充に使ってしまった。イギリス近東軍の登場が19ターンだったのは、こういう姿勢とカードの巡り合わせの為せる業である。
しかし、たとえ近東軍が来ても、ガザの塹壕を抜けるか?トルコの軍と軍団とドイツの軍団をスタックさせれば6火力。塹壕で1シフト。もし、「7」をくらうと…、撃てない…。
結局、トルコはガードが固かった。

さて、12ターンに「ツァーの退位」がプレイされたりして、終了時に、統合戦争状態がついに30に到達した。いよいよ「ジンマーマン電信」の出番である。ここで、私は作戦タイムを取って、カードを検討する。
え~っと、米軍ってどうなったら、登場するんだ?「ジンマーマン電信」をプレイして、それから…え?!米軍が登場すると、5のカードが2枚、4のカードが1枚なくなるって?その時、処分できるカードは2と3が1枚ずつ?!ということは、米軍が登場した後、残るカードは、5が2枚、4が4枚、2が6枚!それで、得られるものは3-3-3が2個だけ?!これって不利じゃないのか?手札の半分が2のカードになって作戦できるのか?そうでなくても、ツァーが退位して、露軍の動きが悪くなってるというのに…。米軍の登場って、むしろ、災厄?
私は、後の展開を畏れ、ついに、米軍の投入を断念した。しかも、USAの軍は5火力が正しい。

さて、イタリア戦線に中欧はドイツの軍ユニットを貼り付けている。ドイツ軍はイタリアに触手を伸ばすのかと思っていたが、こちらの塹壕構築がきわどく間に合ったせいか、じっとしている。が、やはりドイツ軍なので、イタリアの守りは主に英仏軍にまかせ、役不足のイタリア軍はバルカンへと移動。「バルカン方面軍」と私に勝手に呼称されたこれらの軍ユニットは、何ターンにもわたって連続した強制攻撃を満たすためにオーストリア軍とブルガリア軍を攻撃して、けっして敗北することがなかったという…。これはホントだ。
う~む、まさかバルカン作戦がこんなに成果があるとは…。サロニカ、効果的に使っておけばよかった。読者諸兄は、ちゃんと6回目の手番で使って下さい。いずれにせよ、サロニカをなぜ粗末に消費したのか、今となっては自分でもよくわからない。魔がさした、というんだろうか?

ところで、
(それにしても、アルペン軍団とかいうカードがあったはずだが、いつになったら出て来るんだ?せっかく山ばかりのところで戦っているというのに…)
いつまで待っても出るはずはない。それは、ドイツ軍だから。アルペン軍団という語感だけで、イタリアのための戦闘カードじゃないかと…ゲームの最中に突如、閃いた。もし、そのような山岳兵が史実として存在していたとしても、カードに反映されるようなものにはならなかっただろう。なんといってもイタリアなんだから…。

イタ公も頑張っているので、ロシアもオーストリアを目標とする。ツァーはもう退位したというのに、連合の頼みはイタリアとロシアかぁ?もう、さっぱりワヤでんがな。(ワヤ=大阪弁でめちゃくちゃの意)
というわけで、作戦もワヤ。
オーストリアはプシェミシルから、カルパチア山脈にかけて塹壕を掘って防御している。三方向から攻撃されるが、ロシア3個軍をスタニスラウに前進させる。レンベルクやチェルノヴィッツに移動させても、オーストリア軍に移動で対応されれば、それまでだ。ここは1/6の翼側攻撃の失敗を期待する。そうでなくても、防御射撃なら、塹壕も山地も要塞も関係ない。しかも、オペレーションも消費しない。これ、重要。とにかく、オーストリア軍と消耗戦に持ち込む。
そういう決意がオーストリアを萎縮させたか。なんと、オーストリア軍は5/6の翼側攻撃を失敗。私は笑いをこらえながら、先攻。オーストリア2個軍を裏返す。オーストリアの攻撃は1個軍を裏にしただけ。そして、回ってきた自分の手番で弱体化したウジゴロドの残敵を掃討。カルパチア山脈を抜いた。
その後、ロシア軍はクルージュ、デブレッツェンを占領。しかし、そこまで。そこで、2のカードの洪水に見舞われた。そのターン攻撃することができず、協商の防御が間に合った。
ツァーさえ退位していなければ…。と、思うところだが、実は、プレイ中には気付かなかった。終わってから「ツァーの退位は大変でしたか」と聞かれた時に、初めてわかった。二日目は最初から「ツァーの退位」だったので、そもそも、そういうルールだと思ってプレイしていた。ウソみたいだけど…。
「それで、今日はこんなに大変だったのか…。『ツァーの退位』は全力で阻止せなアカんなぁ」
そんなん、知っとけよ。

ところで、西部戦線では…。
失敗した。
以上。

というわけで、二日にわたる、私の七転八倒右往左往東奔西走天地無用(?)なプレイは無事(?)に20ターンを完遂した。

では、得点計算。
協商は、ベルギーで3点。バルカンで1点。ロシアではバクーも取られているので6点!休戦協定で1点。ツァーの退位で3点。強制攻撃で1点。合計15点。
連合は、オーストリアで3点。ベルギーの強奪・ルシタニア号・ツィンマーマン電信・14ヶ条で各1点。海上封鎖で5点!!強制攻撃で1点。合計13点。

以上のうち、最終第20ターンの得点はベルギーの3点と海上封鎖の1点なので…。
なんと、19ターン終了時の勝利得点は10点だったのか?!
ブリュッセルの防御射撃で7の結果を出していれば、わし、勝ってた?
いや、それはないな。ゲーム中ちゃんと得点を計算していれば、協商はベルギーよりも確実なところで得点することができるから。
まあ、事実上、ロシアが降伏して、ゲームは終わりだ。もうそれ以上、連合はやることがなくなった。
あとは、ドイツ軍のプレイするのをみているだけみたいなものだった。

協商は、いろいろ狙い目がある。しかし、手数が足りない。例えば、ロシアを征服しようとすれば、他の果実は得られない。どうがんばってもオペレーションの数が可能性を制限する。
防御もしないといけないし。特にオーストリアの弱さは目をみはるものがある。オーストリアのために費やされる資源と戦力は中欧諸国の足を大いに引っ張るのではないだろうか。
かたや連合は入った点数の7割がカードによる点数。何かしたような気がしない。でも、それでいいんだ。中欧のオペレーションを費やさせるために、作戦しているだけで…。いや、もちろんそれは必死で行われることだろうけど…。たぶん勝利条件上、協商のいずれかの国を脱落・征服できるようなことがあれば、ゲームにならないんじゃないかな。
 
>yamaさん。
だいぶ、第一次世界大戦らしくなってきたぞ。どうやら、わしらのやってたプレイがいかがわしかったらしい。
yamaさんもわしにロシア革命をプレイさせてくれ~。楽しいぞ。ホントに。
いや、男やったら1回ぐらい味わわなアカンで、ブレスト=リトフスク条約。

FRTです。

詳細なコメントありがとうございました。
お互いに必死の試行錯誤の続く、熱い戦いでしたね。
思い出しても血が騒ぐ感じです。

>その後、ロシア軍はクルージュ、デブレッツェンを占領。しかし、そこまで。
>そこで、2のカードの洪水に見舞われた。そのターン攻撃することができず、協商の防御が間に合った。

やっと疑問が解けました。
AHは守備の限界に来ているのに、なぜ、あと一回攻撃をしてこないのか?
フルスタックのロシア軍を活性化できなかったためとは…。

あの時、ブダペストを占領されていたら、恐らく協商側は投了でしょう。
ブダペストはAH軍ではなく、カード運が支えていたんですね。

また、対戦をよろしくお願いします。

 西新宿鮫です。パスグロファンとしていつも楽しみに読んでいます。僭越ながら2点ほど指摘させていただきます。

 「覚書」についてはパスグロルールブックの31ページに同様の記載があります。ただ、小野さんの記載の方が詳しい部分もあるので、両者をミックスした新しいものを作ってもいいかもしれません。

 それから「協商」と「連合」って同じでは?以下は某歴史サイトのコピーですが、私もそう認識してました。イタリアが連合国になったんでパスグロでは「同盟」ではなく「中欧」という言い方をしてるんではないかと。

大戦の経過
1882年にはドイツ・オーストリア・イタリアから成る三国同盟の成立、1907年にはイギリス・フランス・ロシアから成る三国協商が成立していた。前者が同盟国、後者が連合国となり、これがそのまま大戦の陣営になる。

INBです。

小野さんの渾身のコメント拝読させていただきました。 私も以前コメントしましたが、さらに50個ほどコメントしたいポイントがでてくるほど激闘でしたね~多すぎるので、今度あった時に話します。

まさにPOGプレイヤー冥利に尽きる、激戦でしたね。
ゲーマとして「生きてて良かった」と思える至福の時間を味わった感触が伝わってきました。

私もあやかりたい、またブレストリトフスク条約も実は経験したことがなく(私は中欧ではイタリアいじめ派なので・・)一度検討してみようとおもいます。

BtoBもええけど、やっぱPOGも奥が深い・・

FRTです。

西新宿鮫さん、コメントありがとうございました。
私も「シャークヘッド」に掲載されているPoGの記事は読みました。とても参考になります。

>「協商」と「連合」って同じでは?

確かに。
なんとなく「中欧」=「協商」って考えてました。なぜ、勘違いしていたんでしょう??

>「協商」と「連合」って同じでは?

げげっ!おんなじだ!
「連合」と「同盟」だ。

古角さん、書き換えできる?

小野じゃ。

>さらに50個ほどコメントしたい

え?1ターン平均2.5個のツッコミポイント?
そんなにツッコませるか~っ!
そもそも、そこまで、詳細に書いてないし・・・。

あっ?!それとも、わしが「協商」って書いてるとこ、
一回一回ツッコむつもりか?
それは、もう終わりにしといてくれ。

>ブレストリトフスク条約も実は経験したことがなく

フツー、経験できません。
中欧が協力しないと・・・。

>一度検討してみようとおもいます。

わしも、再検討してるんだけど、どうにも、大変で・・・。
カードもなくなるし、連合は協力してくれないし、
イタリアの方が、コストパフォーマンス、いいよな・・・。

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