『PoG』のルール覚え書き
小野じゃ。
わしのコメントは依然として作製中であるが、ここでパスグロのルールがなかなか覚えられない人の一助となれば、と思い自分のためにつくった覚書を公開しよう。
ルールブックの中であちこちに散らばっているルールを寄せ集めたものである。
諸国のルール
オーストラリア軍:オペレーションと戦略再配備はイギリス。近東マップの港湾に運んでよい。
補充は連合。攻撃時、優先損害ユニットである。
カナダ軍:オペレーションと戦略再配備はイギリス。近東マップの港湾に運んではならない。
補充は連合。攻撃時、優先損害ユニットである。
ポルトガル軍:使ったことがない。
ベルギー軍:アントワープ・オステンド・カレー・アミアンではイギリス軍と同国籍であるがごとく活性化できる。
補充は連合。首都を失っていても補充を使用でき、アントワープ以外にも、ブリュッセル・オステンドで軍を再建できる。それらが全て敵の支配下ならば、カレーにも再建できる。
一般に首都を失うと予備ボックスからの戦略再配備と補充の使用が不能になるが、ベルギー軍は、首都を失うペナルティーを受けない。
ちなみに「海への競争」に関する土地は、オステンド・カレー・アミアンである。
セルビア軍:補給源はロシア・ベオグラード・サロニカ(もちろん中立の間は不可)である。また、セルビア国内では常に補給下。
補充は連合を使用。戦略再配備と補充について、首都を失っていることに関する制限を受けない。ただし、軍ユニットが再建可能なスペースはサロニカか、ニスを敵に支配されていない場合に限り、ベオグラードである。
アラブ北方軍:オペレーションはイギリス。
補充は連合。ただし、予備ボックスではなくて、アラビアに復帰する。予備ボックスに行くことがないので、戦略再配備については、このユニットの国籍が問題になることはない。
逆に、予備ボックスから陸上戦略再配備されるイギリス軍ユニットについては、アラブ北方軍を同一国籍とみなさない。こんなルールが一応書かれている。ロンドンからアラビアまで陸路がつながっていれば、ゲームはすでに終わっている、と思う。
常に補給下である。
また、このユニットは通過するスペースを支配できない。
アメリカ軍:オペレーションは、フランスとドイツ国内で、フランス軍とスタックしているとき、同国籍とみなす。けっして同一国籍ではないので、スタックしているスペースがなければ、協同攻撃はできない。
軍団の予備ボックスからの戦略再配備は、アメリカ軍の存在するフランスの港湾へ。
補充は、補充がプレイされるごとに1ポイント。軍の再建はフランスの港湾で。
近東マップとの往来
ロシア軍:ターン毎に1個の軍団ユニットを移動させることができ、また、1個の軍団ユニットを戦略再配備できる。
イギリス軍:ターン毎に1個の軍団ユニットを戦略再配備できる。イギリスだけは予備ボックスを港湾とみなすことができるので、予備ボックスから直接、近東の港湾へ海上戦略再配備してよい。
移動については、制限はない。
フランス軍:近東マップへ海上戦略再配備できない。海路で行けるのはバルカン半島まで。
中欧諸国:ターン毎に1個の軍団を戦略再配備できる。中欧諸国全体で1個。移動については制限なし。
軍ユニット:イギリス近東軍・地中海派遣軍・フランス東洋軍・ロシアコーカサス軍・トルコ電光軍・イスラム軍だけが、近東マップに進入・存在できる。
これらは全て、補充を受け取ることができない。
また、これらのうちイギリス地中海派遣軍とロシアコーカサス軍だけが優先損害ユニットである。
どう?わかりやすい?
ただし、ポルトガル軍とかサヌーシ族とかは、はしょってある(はしょる=省略する:これって共通語?)。必要な方は…いないと思うけど…、自分で追加してね。
ところで、ロシア軍の戦略再配備はロシア国内に限る、っていうルールも忘れやすいと思わないか?火力増強のために軍団をオーストリアまで運んではいけない。
しかし、ユニットを置くとスペースの色、わからなくなるし、そもそもカルパチア山脈からこちらは、すっかり自国領のつもりだ。
でも、オーストリアを攻めることに頭がいっぱいで、いや、であるからこそ、なおさら、オーストリア領内の軍の上に積んでしまうんだよな。
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