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March 18, 2005

History of the World

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10年ぶりぐらいでやったHistory of the World の話をしよう。

「小野さん、ヒストリーのメンバー、足りないんですけど」
(げっ、ヒストリー?!何かもっと面白いゲーム、ないんかい?)
ヨシオセンセイに呼ばれたのは、いつだったか、そうそう、パスグロをプレイする2日前だから2月20日のことである。
仕事が終わって、ハルカちゃんちに着いた時、もう夜の9時を回っていた。
「お~?ヒストリー、こんなになったん?」
それが、新しい…いや、新しくないのかもしれないが…。なんと言っても、もうアバロンヒルなくなって久しいし…。わしの見たことないヒストリーを見た最初であった。そして、久しいといえば、あの“小さな小男”山中さんとのプレイである。麻雀ばっかりやってて、例会にも来ないと思とったら、こんなとこに、おったんかい。
そうそう、ヒストリーである。なんと、ユニットがフィギュアになってるじゃないか。もう、ファミゲー路線、走ってるんだねぇ、このゲーム。
「けど、これでエポックの区別できるんかいな?」
「ちゃんと写真付きで一覧があります。…あと、ルールもちょっと変わってます。」

ルールの最も大きな変化は、各エポックの1位が無作為に3~6点のボーナスを受け取ることである。これで、ローマ人をプレイした人がより戦えるようになっている。かつては、ローマをプレイした後は、クメール、マヤ・アステカのお決まりコースで没落にまかせるだけだったのだが…。いや、それは変わらないが、ただ、ゲームの勝敗の楽しみは最後まである、ということだ。

さて、わしは第1エポックはアーリア人、第2エポックはアッシリア人をプレイ。
第3エポック。ヨシオセンセイが悩んでいる。その末に、わしにカードを渡した。ササン朝ペルシャ。
(げげっ。また中東。こいつ、わざわざ呼んどいて、わしには絶対、勝たさへんつもりやな…)
第4エポック。最下位のわしがまず、カードを引く。
(うわっ。サラセン帝国!!また、中東?!うう、誰かにやりたいけど、18国力のカードを他人に渡すことは、でけへん…。)
自分の番が回ってきた時でも、まだ、中東にはササン朝が君臨していた。
(できるだけ、自分の勢力、つぶさんように…。ん~、アフリカ、行くしかないのぉ。よっしゃ~、リーダーカード使うて、目標、ロンドンじゃぁ~!)
しかし、アフリカでヨシオセンセイが立ちふさがる。
「なんで、6ばっかり出すんだよ!」次々とトレーに消えていくアラブ兵。イベリア半島に上陸した時には、すでにロンドンは遠すぎた。しかし、何とかヨーロッパ北部に「存在」を…。パリを目前に最後の1戦力がヨーロッパ南部から攻撃をかける。そして・・・
「よっしゃ~。パリでコーランが唱えられてるぞ。イスラム、バンザ~イ」
 そんな、喜びも束の間。得点を計算すると60点で、やっぱり最下位。
(あれ?サラセン帝国プレイしたのに、最下位?!わしって、もしかして…下手?)
第5エポック。また、最初にカードを引く。ドド~ン、モ、モンゴル帝国!!
おまけに、このエポック、プレイされなかったのはフランク王国。というわけで、このエポック最後を飾るモンゴルの番になっても、なんと未だに、サラセン帝国がフランスを占拠しているではないか!?ヨーロッパ北部に「存在」があるので、西方には目もくれず、モンゴルはインドを目指す。中国・東南アジアを打通し、インドに足跡を残すことができたのは、今回もやっとのことで最後の1戦力だった。
しかし、この第5エポックの得点は凄いぞ。サラセン帝国と元の勢力をそっくり合計できる。盤の向こう側にあったわしの得点記録マーカーが、盤を半周して目の前まで爆走してきた。一気に4人抜き。盤上の得点では、ローマ人までもう一桁の点差しかない。
それでも、まだローマ人は首位を堅持。3枚目の得点チットを獲得。しかしながら、これのおかげで、第6エポックにマヤ・アステカ帝国が割り当てられる。では、わしは何だ?あとは、極端に弱い国はないので、順番が後ろでストレングスの小さいポルトガルか、ムガール帝国か?誰もカードを回してこない。
自分で引いたそのカードは、なんと…明!!激ヅモ!!!というか、わしに何を回せばよいのか、判断できなかったんだろうな。
なにはともあれ、ダブルムーブじゃ。モンゴルに続けて明をプレイ。ついでに藤原氏もプレイ。目の前にあったわしの得点マーカーはまたすごい勢いで盤の向こうのほうに吹っ飛んでいった。他の誰もプレイしない間に、合計130点ほど動いた。わはははは。さすがに笑いが止まらん。
もう、プレイはすっかり満足。第7エポックで自分に割り当てられたUSAをプレイするときには、盤上の自分の色はチグリス川の下流にアッシリア人が1つ、あるだけだった。
ただ、USAと言っても古いやつと違って、大洋の航海能力が備えられ、太平洋を越えて中国大陸とかへ攻撃できるようになっていた。これは、ドイツもそうである。どの海かははっきり記憶していないが。

と、まあ、そんな具合で、わしはヒストリーでの初勝利を手にすることができた。
プレイして思ったことは、プレイヤーにゲームに通じていない人が含まれている場合、エポックの最初にカードを配る前に、簡単でも、どんな国が登場するとか、盤上の勢力がどうなってるとか、検討する時間を設けるのがよいのでは、ということだ。プレイ時間は長くなるが、ゲームの興味を持続し、深めるための効果はあると思う。
あと、マスターをしようと思う人は、ソロプレイは当然ながら、その際に得点を記録することを勧める。どれほどのストレングスの国がどれくらい得点できるのか、把握できるだろう。得点記録用シートがあれば便利だが、わしも古い版のしか持ってない。まあ、多少、修正すればよいだけだと思うが…。

プレイが終わると既に午前5時。
「さあ、小野さん。次は『カタン』しましょか?」
「アホいえ!わしゃ、今日も仕事やっちゅうねん!それに、ファミゲーばっかり、やらすなっちゅうねん!」
おかげで、土曜日の夜は爆睡してしまった。
日曜日のミドルアースの定例会に遅れて行ったのは、そういう理由だからである。

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