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2015年5月10日 (日)

ミドルアース定例会レポート

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この日プレイされたゲームは、『OCSチュニジア』、『ドイツ南方軍集団』、『マーケットガーデン作戦』、『荒鷲たちの戦い』、『ライプツィヒ20』、『SOPAC』、『ASL』、『信長後継者戦争』でした。RPG部は『AD&D+Hack Master』の1卓でした。

各対戦の感想は、参加者からそれぞれコメントがつくと思います。

次回は5月24日(日)、大阪日本橋のボークス大阪ショールーム8階イベントフロアで開催します。
興味のある方、どしどし参加して下さい。

 

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コメント

(このコメントはMust Attackにも記載しています。)
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FRTです。

「When Eagles Fight」 (GMT)をBOWさんと対戦しました。
陣営は,中欧=BOWさん,ロシア=FRTです。

この対戦前に,わむさんと私,そして,BOWさんと私で対戦しています。
これまでの対戦により,ロシアの防御がとても難しいことがわかっています。
普通の2線防御では,消耗が激しくて,ドイツの戦線を支えきれません。

今回は防御作戦を考えて,対戦に臨みました。

【1~4ターン】 タンネンベルグ不発とロシアの攻勢

・1ターン,ドイツ軍によるタンネンベルグ包囲戦は,最悪のサイ「1」,「1」が出て,
 ロシア損害なし!

 もはや笑うしかないこの状況でも「やり直しましょう」と言わず,
「これではヒンデンブルグもルーデンドルフも政権を取れなかったでしょう」
と言って続行するBOWさんは偉いです。

・オーストリア=ハンガリー (以下AH) 戦線
 ロシア軍は増援を得て,AHへ攻撃を開始します。
 レンベルク ⇒ チェルノビッツ ⇒ クラコウと攻め,4ターンに占領しました。(写真1)

 今までクラコウを占領できたことはありませんので,良かったと思います。
 もし,2ターン後の勝利判定までに,+1VP得点できたら,ロシアの勝利です。 
 しかし,攻勢はここが限界と判断しました。

 BOWさんの防御が2ターンかけても1VP取れない配置になっていたためです。
 どうやら,クラコウはその為の犠牲だったようです。

 余談ですが,クラコウ占領の際に,騎兵をブダペストに届く位置におきました。
 BOWさんこれに気が付かず,首都が空いていたので,「勝ちになります」と伝えましたところ,笑顔で「そうしたら,最初からやり直しましょう」と返されてしまいました。(もちろん冗談です)

・ドイツ戦線
 ドイツに残った戦力で精一杯の攻撃をしました。
 インステルブルグ,ルッツェン要塞を攻略して,ケーニヒスベルグに隣接するところまで前進しました。これが限界点のようです。

 実はドイツ戦線で勝てる可能性はほぼゼロです。ではなぜ攻撃,前進するのか?といいますと,ロシアの撤退線初期の1ターンの時間を稼ぐためです。

【5~8ターン】 ロシアの撤退戦1 ワルシャワ攻略まで

・AH戦線 
 ロシア軍は占領したばかりのクラコウに足止め1ユニットを残し,後退していきます。
 戦線が最短になる国境まで後退して,スタック防御でAH軍を止めるつもりです。

 4ターンまでの攻勢により,AH軍の半数以上を戦力ダウン面にしています。
 減少したAHの攻撃力に見合う戦力を維持して止める作戦です。

・ドイツ戦線
 ドイツ進路上の要塞にフルスタックで籠り,重砲兵を引き付けます。
 特にワルシャワ要塞は,-3DRMの修正があり,補給切れにも,包囲攻撃にもならない最強の地形です。
 ワルシャワ要塞にフルスタック防御値22にすると,少なくとも3:1の66戦力が必要になります。

 ワルシャワを維持している間は,スタック防御をしてドイツ国内で時間を稼ぎます。
 それでも,2回攻撃を受けた8ターンにはワルシャワが陥落寸前になりました。(写真2)

・イベント
 5ターン,「イタリア中立」が出ました。
 これはAH軍の補充が半減しない有効なイベントでした。

【9~11ターン】 ロシアの撤退戦2 ブレスト陥落 ⇒ コブノへ

・AH戦線 
 スタック防御とAH軍の攻撃サイの悪さより,国境で2ターン止まっています。
 BOWさんはここに重砲兵を投入してきました。
 重砲兵の+3DRMは痛いので,移動範囲外に後退します。
 国境沿いの2要塞は重砲兵であっさり吹き飛びました。
 後で聞きましたら,これらはブルシロフ攻勢の対策だったとのことです。
 
・ドイツ戦線
 ドイツ軍はワルシャワ要塞 ⇒ ブレスト要塞 ⇒ コブノ要塞と進んできます。大戦力+重砲兵で全く止められません。
 それでも遅滞戦の効果はあり,コブノ要塞攻略は,12ターン包囲⇒13ターン攻撃/占領というところです。

・イベント
 9ターン,確率1/36の「ツアーが改革に同意」が出ました。
 これはゲームの勝敗を左右しかねないイベントです。
 イベント「ツアーが指揮を執る」(革命+1DRM,スタフカ除去)が起きなくなり,ロシア革命-1DRMで,差し引き-2DRM(ロシア2都市に相当)です。

ここで時間切れ,ゲームを終了しました。

【終了時の状況】 (写真3)

・ドイツの攻撃力は絶頂期にあって,まだまだ進撃が続きます。
 AHは現状維持で問題ないようです。

・ロシアは押しまくられているものの,全ユニットを盤上に維持していて,何とか戦える状況を保っています。

・除去ユニット
 ロシアは補充で全て回復し,除去ユニットなしです。
 ドイツ,AHは除去ユニットなしで,補充備蓄もMAXです。

・今後の予想
 12-15ターンにベルダンイベント発生すると,重砲兵x2+ユニットx6がなくなり,攻勢が止まります。
 これが早いか遅いか(無いか)で,ゲーム展開は全く変わってきます。
 勝敗は全く予想できず,これからのゲームの言えます。

【感想】
・ BOWさんと見解が一致したのですが,このゲームは最終ターンまで行きそうです。
ロシア軍の早期崩壊を防いで戦うことを目指していたので,個人的には良かったと思います。

・タンネンベルグからずっと,BOWさんの戦闘サイが悪くて,ロシア軍はとても助かっていました。
 一方,ロシアは弾切れサイが好調で,一度も悪い目5,6が出ませんでした。
 これらを考慮すると,今回ロシアが崩壊しなかったのは,運の良さも一因と思います。

・記録を確認すると,前回BOWさんと対戦でも11ターンまでプレイしました。
 コブノ要塞に隣接してるところも同じで,ただ盤上のユニット数だけが違います。
 
 対戦をみてから改善をしたので,状況は良くなって当たり前ですが,戦い方の流れはあまり違うと思えません。
 すなわち,戦い方の少しの違いにより,ゲームが続いたり,終わったりするのだと思います。

・今回もドイツの攻勢が始まるとロシアは時間を稼ぐことしかできません。
 BOWさんの移動/攻撃はポイントついていて,ユニットを失わないような対応を考えるのに必死でしたが,ゲーム中はとても楽しめました。

 いい対戦,ありがとうございました。>BOWさん
 また,よろしくお願いします。

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