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2012年12月16日 (日)

ミドルアース定例会レポート

Me1 Me2 Me3
Me4
Me5

この日プレイされたゲームは、『パックス・ブリタニカ』(8名)、『アルデンヌ44』、『コルスン包囲線』でした。RPG部は『AD&D+Hack Master』の1卓でした。

各対戦の感想は、参加者からそれぞれコメントがつくと思います。

次回は12月23日(日)です。
興味のある方、どしどし参加して下さい。

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活動レポート」カテゴリの記事

コメント

パックスブリタニカで、英を担当しました。
Mustattackの日記で連載している物の転載になります。

・1ターン目 ~俺が英国だ!~

英の植民ダイスが痛恨の1、たったの15£しか得られない。
事前計画では3が出るものと想定していたのでがっくり。

収入
英:58 仏:49 独:30 露:30 伊:30 日:30 米:24

露プレイヤー主導(?)で、仏独露同盟が結ばれ、英国への対抗姿勢を打ち出される。
こちらは英伊日米で組んで対立軸を構成、世界は2分される。
まあ、このあたりは予定調和的な展開。

さてここから、仏独露同盟を切り崩す施策を打っていくが、
ことごとく不調。
やり取りを詳しく書きたいのですが、エネルギーが尽きてしまいそうですので結果のみ。

仏に与える予定のエリアを全て独に与え、
独のアフリカ横断政策を支持するという最終提案も
仏独露同盟堅持を優先する独に拒絶され、
仕方なく、以下のような合意となった。
エジプト:英仏共同
タンガニーカ:英独共同
朝鮮:日露共同
2ターンにコンゴを仏と共同統治を約束させられるという、まさに屈辱的状況。

これとは別に伊がアフリカ横断・縦断政策の要のスーダンを単独で保護領に。

「俺は英国か?」

第2ターン ~悪意の萌芽~

イベントはニュージーランドの自治要求。
早い段階での自治要求はかなり厳しい、重要な2ターン目に、
おける保護領が1つ減ってしまいます。
ということで-5VP払って無視することに。

それとアナトリアで暴動(だっけ?)
仏独露の悪の枢軸が忙しく分割を話し合ってます。
仏独露って書くと、夜露死苦と、仏恥義理って言葉を思い出しますね。
関係無いですけど。(印象操作)

このおかげで悪の枢軸がアフリカに向ける注意が減り、
英国には大変都合がよろしい反面、
2ターン目に露がアナトリアに手を掛けるのは予想の範囲外で
露に対する警戒感が募ります。
逆に独露がアナトリアを分割するのは予想しており、そこに仏が加わって
経済価値が下がったのは、英には都合が良い状況。

英国プレイヤーは収入計算に忙しいので、
イベントの記録は自分に直接関係あるものしか記録できませんでした。

収入
英:153 仏:54 独:47 露:50 伊:17 日:69 米:46

前ターン屈辱的な状況かと思っていましたが、独仏とも1ターン目に保護領化を急いだせいで、
収入がまったく伸びていません。
各国1ターン目は利権だけを置いて収入を最大化すると、
2ターン目には英186、仏120、独76になり、仏独が英の収入を若干上回る筈でしたが、
英の優位が突出しており、結果として成功した1ターンだったと言えるでしょう。
仏独は2個しか保護領を置けず、英は好き放題置きに行きます。
特に普段は問題なく仏のものになるインドシナにこっそり英が保護領を置きます・・・・が、
そこに何故か日の影響下マーカーが。
しかも、共同統治に必要なコストも使いきっているにも関わらず共同統治を要求して来ました、
おいそれ要求しすぎやろと内心思ってましたが、同盟維持の為、
次ターン共同統治する条約締結。

以下獲得領土
・英
保護領:コンゴ(仏共同)・ケニア(独共同)・カメルーン・ローデシア・インドシナ(3ターンに日本と共同する約束)
影響下:エリトリア
   
・仏
保護領:アナトリア(独露共同)・コンゴ(英共同)

・独
保護領:アナトリア(仏露共同)・ケニア(英共同)

・露
保護領:アナトリア(仏独共同)

・伊
保護領:チャド

・日
保護領:台湾

・米
保護領:ハワイ

伊のチャド(経済価値2)・スーダン(経済価値3)保護領化に説明が必要かと思います。
経済価値が低いので保護領化をする意味はないのですが、
アフリカ横断・縦断政策には必要な土地です。
序盤の保護領争いでは手を出したくないが欲しい所ですので、
ゲーム開始時、伊に下記提案をしました。
・チャドとスーダンをセットで英にくれれば5の土地と交換します。
・その為の資金を次のターンに提供します(20£)
・1ターン目からやる必要はありませんが、2ターン目に保護領化すると、
 仏が介入してくる可能性がありますよ。

この事で英は3つのことを狙いました。
・2ターン目の伊の収入を減らして、伊の力を削ぐ。
・仏のアフリカ横断を妨害して、交渉のネタに使用する。
・英の縦断を確実にし、横断にも含みをもたせる。

妨害を受けずに保護領化出来るのは、1ターン目だけですよと、
1ターン目に行いたくなるように誘導。
20£の補填はもしかしたら安すぎる設定かなと思いましたが、
通常伊は5のエリアを獲得できないので、±0じゃないかと

弱肉強食の国際社会においては、貪欲にパワーの計算を
行えないものは、生き残ることが出来ないのだ。
この考えを持っているのが、英国だけではないことを
この時私は知らなかった。

PaxBritannica戦記 第3ターン ~謀略家達の跳梁~
イベントはイエロージャーナリズム。
スペインの海外領土分割開始です。

収入
英:206 仏:105 独:71 露:74 伊:69 日:69 米:90

味方につけている米国の提案で
キューバ:米
プエルトリコ:仏米
フィリピン:日英
アシャンテ:伊(後に英のゴールドコーストと交換)
となり、スペインvs英伊日で戦争発生。

スペイン軍を最初は独が動かす筈でしたが、トイレに行くため途中退席。
代わりに露が動かすことになりましたが、どうやら何かを閃いたらしく、
フィリピン方面のスペイン海軍を動かして、
英のマレーやオーストラリアの陸軍を降伏させて回っている。
英軍は大西洋方面のスペイン軍を駆逐したあとインド洋に向かうため、
太平洋方面には間に合わず。
最終的に日本軍がマレーのスペイン陸軍を駆逐した後、
スペイン海軍を撃破して戦争終了。
事前合意通りに分割を実行する段になって、
なんと日がマレーの共同統治を要求し始めた!

展開された主張は以下の通り。
①一旦スペインに奪取されたマレーを日本が奪回した、
  これは日本の功績であり、分配を要求する正当な権利を有する。
②戦争の分配で揉めた場合はヨーロッパ会議が招集される。

ちなみに上記主張はほとんど露がしてました、日は相当吹きこまれているようです。

①について、元々同盟国のものだった所を取り返したからと言って、それは係争地扱いされるの?
と言うルール的な疑問があり、他国ドン引きの中、
かなり揉めましたが結局困るのは英だけなわけで、
私がかなり混乱している内に押し切られてOKと言う流れになりました。

そもそも、英国独力で奪回可能なわけで、主張の根拠自体がないと思うのですが、
ここは力こそ正義の国際政治実践の舞台、
無法を働かれても、電話したら駆けつけてくれる警察のような機関は無く、
法に基づいた裁定を下す裁判所もありません。

いや、ありました、ヨーロッパ会議です。
しかし、ヨーロッパ会議は大国同士の利害が法に優先する、
武器を用いない闘争の場なのです。

さて、英は何故混乱したのでしょうか?
もちろん、揺るぎない同盟国だと思っていた日本からの突然の裏切り行為に驚いたというのもあります。
それより恐れていたのは、ヨーロッパ会議での投票での票読みです。
これまでは悪の枢軸(仏独露3票)vs自由主義陣営(英伊日米4票)の構図が見えていたのですが、
日が暗黒面に落ちたことにより、票、そして軍事力が逆転してしまいます。
英米日が組んでいれば、どの組み合わせで戦争を挑まれても、
撃破できる海軍力があったのですが、
(海軍力 英38 日10 米3 仏26 独10 露12 伊10)
その根拠が崩れてしまいました。
これは英の覇権喪失を意味します。

このまま、英は覇権を喪失するのでしょうか。
以前の英プレイ時の悪夢が蘇ります。
そう、あの時もちょうど3ターン目でした、
~以下回想20行削除~

その時、閃きました。
独に交渉を持ちかけます。
英「こういった信義にもとる行為は許せない、日を追い出すから、フィリピンと台湾を共同統治しない?」
英「今回のスペイン戦に全く絡めなかったでしょ? なんか獲得できた方がいいよね?」
独は了承する。

さて、この結果を持って日に交渉を開始します。
英「無法な行動はやめるべきだ、最初の交渉時点に戻ろう」
日は拒絶。
英「よろしい。では、独と共同でフィリピン・台湾から日を排除する。
  既に独の内諾は得ている。それで良いな」
日は意外だったのか沈黙。
英「ではヨーロッパ会議で」
と交渉打ち切り。

~ヨーロッパ会議~
英「では、最初の提案通りの分割案に賛成の方、挙手を」
賛成:英独米伊 反対:露仏日
英「可決されました。調印を。」

日の方を向いて、
英「調印を。 拒否しますか?」

返事は聞くまでもなかった。

PaxBritannica戦記 第4ターン ~疑心暗鬼~
収入
英:295 仏:190 独:88 露:98 伊:79 日:133 米:124

世界は既に分割され尽くしてしまい、
世界を見直す余裕が出来た。
英にとって、どの国が信用できるだろうか、

伊:まさに家族のような関係(=独立した大国とは看做していない)
  俺たち親友だよな!!(威圧)
米:モンロー主義貫徹を支援することを約束している。
  利害は一致する筈。
独:どうやら、悪の枢軸に所属し続けることに疑問を抱き始めた様子。
  更生のチャンスあり。
仏:まだ、悪の機関の洗脳が解けていない雰囲気。
日:あ~、あかんわ、これ一線超えちゃってるわ。
露:最初から最後まで味方にしようと思ったことがない。    

上から下に向かうにつれて友好度が下がっていく様子をご覧いただけたでしょうか?

そして、各国の収入状況が書かれているホワイトボードをじっと見つめます。
仏独日露の収入を全てVPに換算すると。
仏:27 独:17 日:44 露:39
と言う結果になりました。
これは使える。

独へ交渉を持ちかけます。
英「対日戦争を決意しました。」
  「収入をVP換算すると、日露は40点近辺なのに、仏独は27点、17点ですよ。」 
  「日露は、口では英の独走を阻む同盟なのだ等とうまい事を言ってますが、その実、自分たちだけで利益を独占しようとしている。
  このまま、彼らの陣営に居ても、いいように利用されるだけです。」
 「どうですか?独英で日の海外領土を分割するというのは?」
独「私もこのままではジリ貧だと思っていた、いい考えだと思います。」
英「では、独仏露の防御条約を破棄してもらえますか?」
独「いやそれはちょっとまだ・・・」
英「分かりました、仏を説得してきます。」

仏に同様な話を持っていく。
仏が加わるので、露の領土も含めて、英独仏で分割する提案。
仏「うーん、私ひとりでは決めれないので、独さんの意向も聞かないと・・・・」
仏独で相談した結果、私の構想には乗るが、
防御条約破棄は時期尚早とのことで、残念ながら破棄には至らず。

交渉を終えて席に戻ってくると、
突如伊が謎の海軍大増強を開始していた。
いきなり42戦力を保有し、英海軍を抜いて世界最強の海軍に!!
親友・・・!?家族・・・!?
え、その海軍何に使うの?
募る不安。
このままでは、英が伊に海軍力の使い道を質問しようものなら、
逆に英のエジプト領有の根拠を説明させられる事態にもなりかねません。

そういえば、チャドとスーダンを5のエリアと交換する約束を思い出しました。(維持コストを払いたくなかったので忘れたふりをしていた)
英「ところでチャドとスーダンを5のエリアと交換する件ですけど・・・」
伊「今、こんなの引渡ししてたら、英さん世界の敵になっちゃって、危ないですよ。」
英「いや、全然気にしないんだけど・・・」
伊「もっと状況が落ち着いてからにしたほうがいいですって」
玩として渡してくれません。
ああ、これは私が伊を担当した時に使うはずだった、
高く買ってくれる方に売る作戦か・・・
これは伊の英陣営離脱を意味するかもしれず、内心かなり焦ります。

伊の海軍増強に触発されて、各国が建艦競争を始めてしまいました。
海軍:仏56 独20 露12 伊42 日46 米10
どこを仮想敵にしていいか、かなり混乱してきました。
もはや、伊が敵陣営に行ってしまったと仮定して、
二国標準政策を日伊に切り替えます。
英は89戦力を整備。

4ターン終了時の各国VPは
英:0 仏:6 独:6 露:31 伊:6 日:0 米:29

ここで、あることを見落とした事が致命的なミスとなり、
勝敗を決してしまうのでした。

PaxBritannica戦記 第5ターン 前編 ~大国の条件~
収入
英:310 仏:234 独:144 露:108 伊:82 日:126 米:149

清国動乱ポイントが60あたりに上昇したことから、
香港の陸軍を10に増強。
各国がまた海軍を増強し始める。
英:92 仏:66 独:50 露:12 伊:55 日:46 米:30

露がついにアフガニスタン侵攻。
ビクトリア女王の王冠の宝石たるインドへの野心をあらわにします。
ルール上、露がアフガニスタンに支配マーカーを置くと、
英は露に対して宣戦理由を持ちます。

時機が満ちました。

伊・米を呼び、状況を説明します。
英「英仏独で日露の領土を分割することを決定しました」
  「米さん、仏にプエルトリコからの撤退を要求します。
  これで、モンロー主義達成によるVPを稼げます。
  今回の戦争で中立を保ってください」
伊「私はなんかもらえるんですか?」
英「(全然考えてなかった、と言うか、既に伊の意向って関係なくない?)
 4の領土を一つ・・・・・あれ、あげられるとこ無いな・・・次のターン25£(10vp)渡します」
伊・米には了承してもらう。

伊「これなら、叩かれることも無さそうですね。チャド・スーダンと5のエリアの交換を実行しましょう」
(英のアフリカ横断・縦断政策達成)
え・・・?どっちか高い方に売りつける作戦じゃなくて、本当に英の孤立を案じての行動だったの?
刺すか刺されるか、食うか食われるかのこのゲームで、
まさかこのような真実の友情に触れることが出来るとは・・・
不幸な生い立ちにより、ねじ曲がった人生を歩んできた悪党が、
尼僧に出会い、尼僧の献身と無償の愛を与える姿に改心し、
これからは生き方を変えよう、これまでの償いをしよう!
と決意するような心境の変化が起こり、
仏・独の方へ歩み寄ります。

英「伊・米には同意を取り付けました。」
  「仏さん、プエルトリコから撤退してください。これが米側の条件です」

尼僧の献身も無償の愛も、悪党の生き方を変えるには至りませんでした。

仏は承諾

ここでちょっと困ったことに思い至りました。
日に宣戦する理由がありません。
このゲームは好きに戦争が出来るのではなく、
自国の権益が侵されたり、同盟国が戦争したりというような事態が起こらないと
宣戦布告が出来ないのです。

日に対して宣戦理由を得る方法がひとつありました。
3ターンに日本に対して行ったような、ヨーロッパ会議で可決された条約の署名を拒否させる事によって、宣戦理由を得る方法です。
(その時は署名されたので、宣戦理由は得られず)

英は戦争の組み合わせを考えた。
英独で戦うほうが、英仏で戦うより望ましい。
なぜなら、何らかの密約によって、独が突然裏切り、墺に宣戦させることによって、
世界大戦ペナルティを食らわせる可能性を排除したいからだ。
そのため、英独で戦うことにする。
マップ上を見ると、ロシアのアフガニスタン駐留戦力は36戦力、
日本も加えると英単独では太刀打ち出来ない。
独の陸軍を確認すると、本国駐留部隊が10戦力しか無い。
これでは日露を同時に相手にするには心もとない。

では、日本だけを相手にするか?
いや、それでは分割案をまた練り直さなければならない上に、
黒幕の露の力が温存されてしまう。
露プレイヤーは強敵だ、残しておいては、次ターンには必ず巻き返しを図ってくるだろう。
では、露だけを相手にするか?
すると日の46海軍が温存されてしまい、やはり以降の展開に不安を残す。

仕方なく、英独ではなく、英仏での開戦を検討する。
仏は自由に使える陸軍が40戦力もあった、これなら、インドを露に奪われても、
最終的には奪い返すことが出来る。
だが、独が密約により、日露側に立って宣戦する可能性を完全には排除出来ない・・・・
いや、大丈夫だ、こちらの提案に乗るほうが独の利益に叶うはずだ。

決断した。

手順はこうだ、ヨーロッパ会議で日露両国が呑めない提案を突きつけ、
条約調印を拒否させる。
この時点で条約に調印した各国は、拒否した国に対して、宣戦理由を得る。
そして、英仏が同時に日露に宣戦を布告する。
英仏が同時に行うのは、伊が秘密防御条約により、
日露側に立って宣戦してくる可能性を無くす為である。
(4ヶ国目になってペナルティを食らう)

ヨーロッパ会議の開催を宣言しようとした時、
昔出会った尼僧の顔が脳裏に浮かんだ・・・・

日露に海外領土を完全放棄させるのではなく、
戦争を避けるために、あちらが呑めそうな提案をするのはどうだろうか?

だが、スラム街育ちの本能が告げる。
海軍力を見ろ、相手が勝てる可能性は0だ、
100%勝てる戦争なのに、なにを妥協する必要がある?
それにこうやって迷っている間にも、こちらの意図に気がついた露が
密かに切り崩しをしているかも知れないんだぞ!

やはり、両国を同時に倒さなければならない。

英はアフガニスタン問題でヨーロッパ会議を招集。
開催地は、票読みで有利な米にしようと当初思ったが、
日本に条約調印を拒否させ、宣戦理由を得る為、東京で開催する。

英「ロシアは、アフガニスタン・トルコ・朝鮮から撤退せよ。 
  日本は、朝鮮・フィリピン・台湾・インドシナから撤退せよ。」
ざわつく会議場
米「ハル・ノートやな・・・」
英「この提案に賛成の方、挙手を」
賛成:英仏独伊 反対:日露

英「可決されました。署名をお願いします」
日露は当然拒否。

ロンドンでの首相演説
「この度のロシアによるアフガニスタンの主権の侵害は、地域の罪のない人々の安全と、
自由な社会、公正な社会を愛する諸国民の理想を損なった。」

    極東の島国が大国の地位を維持できるのは、英国が承認している間だけであり

「英国と国際社会は、戦争を避けるため、交渉に交渉を重ねたが、
国際秩序の破壊によって利益を得る者達、
道徳の基準が異なる勢力の前に徒労に終わった。」

    東欧の野蛮人が対英同盟の盟主の座に納まっていられるのも、独仏の同意に基づく

「こうしている間にも、罪のない多くの人々の生命と財産が損なわれようとしている。」

     その前提が崩れた今、その地位を失うは必定

「国際秩序の破壊者ロシアと、その支援者たる日本の野心を砕き、
罪なき人々の生命を守るために」

     日露両国が勢力均衡から排除された暁には、英国を阻むものなど何もない
     そして世界は、

「不本意ながら、武力を持って立ち向かうほかなくなった。」
  
     パックス・ブリタニカの意味を知るだろう。

「ここに英仏両国は、日露両国に対して宣戦を布告する」

PaxBritannica戦記 第5ターン 後編 ~世界大戦~
「他に選択肢があったのだろうか?」
引退した元英首相はつぶやき、回想録執筆の手を休め、
自ら指揮した世界大戦の顛末に思いを馳せる。

英仏両国が日露に宣戦をした直後から、
露が米に対して、戦時に英へのパナマ運河通行拒否し、
カナダを英から奪う秘密提案の存在を米の新聞が暴露。
米政府は即座に否定し、中立を維持。
また、露は伊との間に同様な秘密提案があり、
その詳細は報じられなかったものの、
伊政府の態度がその後変化しなかったことから、
提案を拒否したものと思われる。
しかしながら、この報道は大きな国際問題となった。
(条約履行拒否による、緊張度増加)

英インド陸軍を撃破したロシア陸軍の前にフランス陸軍が立ちはだかった頃、
伊の大海軍建設に端を発し、先の暴露報道で限界まで張り詰めた
欧州各国の緊張がついに頂点に達し、トルコで独露が衝突。
ついに宣戦の連鎖が発生したのだ。
(欧州緊張度100に到達)

大国という大国を巻き込んだ大戦は、欧州全土に大きな傷跡を残した。
英仏両国は戦後、戦争原因を作ったと非難され、
大国の地位は維持するものの、大きくその威信を落とす結果となった。

最終VP (大戦ペナルティは各国-50、英仏のみ-150)
米:105 清国に列強の支配マーカー無し
露:102
伊:79
独:62
英:51 過半数と防御条約・アフリカ横断・縦断・大戦ペナルティ
日:34
仏:-2 アフリカ横断・大戦ペナルティ


回想録が世界大戦開戦時に差し掛かった頃、
当時の記録を読みなおそうと、欠かさず付けていた日記を収めた箱を取り出した時、
あることを思い出した。

PaxBritannica戦記 最終話 ~箱の中の英仏~
当時の新聞の切り抜きが収まった箱を手にした元英首相は思い出す。

「同時に起こるとみなされる宣戦はダイスで順番を決める」

これが国際社会のルールだった。
そして、あの大戦の引き金を引いた英仏の宣戦は同時に行なっていたのだ。

当時の新聞の切り抜きを見れば、正確にどちらが先に宣戦布告をしたか分かるではないか。

「いや」

元英首相はかぶりを振った。

もう終わったことだ。
そんなことを明らかにしても大戦の犠牲者が浮かばれるわけではない。

元英首相は静かに暖炉に歩み寄り、
手にした箱を投げ入れた。

 ~ 完 ~

FRTです。

Valさん,とっても面白いリプレイありがとうございました。
英国から見た世界がよくわかりました。

ロシアを担当した感想を書きます。

イギリスが毎回勝つので,今回は阻止したいと考えました。

そこで,イギリスの思い通りにさせないために,フランス=ドイツ=ロシアの3国同盟を結びました。
これは効果があって,イギリスは屈辱を感じたようです。よかった。

しかし,VPでみたら,イギリスは最初から1度も不利になったことがなく,最後のペナルティさえなければ,最後までダントツのトップでした。
それにもかかわらず,イギリスに味方する国の多いことには驚きます。

これはイギリスを勝たせる以外の何物でもないと思いませんか?
>フランスさん,ドイツさん,イタリアさん,アメリカさん,

Valさんの陰謀にフランス,ドイツが乗り,イギリスに最後まで対抗した日本とロシアが世界から抹殺させる状況になり,「ああまたイギリスが勝つのか」と残念に思いました。

特に最後のヨーロッパ会議が印象的でした。
まるで,ジャイアンx2が,のび太x2に
「のび太のくせに生意気だ。植民地を全てよこせ」
といっているようです。
しかも,他国がそれに賛同する非常にシュールな光景だったと思います。

ただ,結果だけを見れば,陰謀者と裏切り者が滅びていて,救われた気持ちになれます。
イギリスの1位を阻止し,ロシアが2位になって,目的は達成できました。よかった。
しかし,こんなドラマのような事は,もう2度と起こらないと思います。

最後に,日本を担当したよしおさんは,筋の通ったプレイのする気持ちのいいプレイヤーです。私しか応援できなくて残念でした。

最後のヨーロッパ会議は、確かにひどいものでした。
伊プレイヤーのN川さんも、
「誰をいじめようか相談している、いじめっ子の会話を聞いているようだ・・・」
と呟いていました。
全くそのとおりだと思います。

ただ、弁明させてもらいますと、この機会を逃してしまえば、
次のターンには立場が逆転して、イギリスが分割されてしまうかもしれないと感じていました。
実際、お互いがお互いの同盟国だと思っていた国に対して、切り崩しをしていたわけですから、
この危機感はあながち間違いとは思いません。

あと、独仏についてですが、
私は以下の様な感情を利用しました。
・英国が1位になるのは阻止したい。
・だが、英国の1位を阻止することに成功して、
 他の国が1位に成り代わり、自分が下位に甘んじるつもりもない。
・では、英国が1位になることを認めて、上位に食い込むほうが良いではないか。

独仏は自力で1位になるのは難しいと感じていたでしょうから、
それならば、英国の力を借りて、自分の順位を向上させようとするのは合理的だと思います。

そして、この状態(英国の力を借りて、各国が自分の問題を解決する)が、私が究極的に目指す英国の姿でした。

最後に。
ダイス勝負で宣戦の順番云々は、完全なる負け惜しみです(笑)

もしも、
・世界大戦が起こらず最終ターンまで行き
・これ以上どの国も領土を獲得できない
・特別VPは今回のゲーム終了時点と同じ
・収入は、5ターン初めの時点の物を全額貯金
と仮定した時の、最終ターンのVPを(皮算用ですが)
計算してみました。

露:410
英:387
米:377
独:370
仏:346
日:336
伊:321

となり、若干意外な順位ですが、
独仏英の側に戦争に訴える合理性はあったようです。

毎ターンのNetIncomeの駐留費変動があまり考慮されていないので、
変動が大きいかも知れません。
あんま役に立たない数字だったかも?
VP修正が低い国ほど駐留費の影響が大きいので・・・
そういえば、ロシアは5ターンに駐留費36程払うので、
さっきの数字より、15程下ですね。

FRTです。

ご意見,ありがとうございました。>Valさん
Valさんの意見も一つの見方としてあると思います。

私が聞きたいのは,フランスさん,ドイツさん,イタリアさん,アメリカさん,の考えです。

・「5ターンの時点で,1位をイギリスでいいと,諦めたうえでの行動だったのでしょうか?」

> 最後のヨーロッパ会議は、確かにひどいものでした。
> 伊プレイヤーのN川さんも、
> 「誰をいじめようか相談している、いじめっ子の会話を聞いているようだ・・・」
>と呟いていました。
>全くそのとおりだと思います。

それともう1点。

4ターン,某プレイヤーから,英が日を攻撃する情報を得て,焦りました。

「初心者をイギリスが攻撃する。誰も助けない?」
「 これって初心者をいじめる,酷いサークルってことになるのでは?」
「私は援護しよう」(反英ですから)

これがロシアの行動のきっかけです。

ちなみに,日本=よしおさんに,私の援護など必要なかったと思われます。
彼は,1ターンから戦闘をするとどうなるかを知りたがっていて,スペイン戦争で答えを得たようです。
そして,5ターンの開始時には,海軍を増強し,マレー半島方面に展開していました。(戦闘がなければ維持費がかかる行動)

初めてとは思えないプレイだと思います。

N川です。
パックスブリタニカに参加の皆さま、お疲れ様でした。

一応、イタリアの事前計画なんぞをご報告しておこうかなあと。
最大の準備は、秘密日米伊三国攻守同盟の締結でした。
狙いは、、、
仏が伊(もしくは日米)の権益を無視→伊が宣戦。
独が仏に味方し、日米が伊に味方する。(オーストリアはドイツと防御条約なので宣戦理由ない?)
→日米伊で、勝利時の独仏の植民地三等分と沈没艦の金銭補償の協定を結ぶ。

→ヨーロッパ海域で伊海軍は全滅するが、代わりに独仏に2分の1EX以上の損害を与える。
→日米連合艦隊が独仏に勝利。

そして伊は沈没艦の金銭補償分を全てVPにまわし、日米との植民地VP換算面競争でも2,5なら優位にたてる、英を裏切ることなく英をも超える、、、。
と、ド派手な勝利を夢想していました。
イタリアは敗れても失うもの少ないですし、、、。
で、対独仏で日米伊の海軍力が1,25倍以上になるようにチマチマ海軍を増強していたのですが、、、。

結局、なにも出来ずに終わってしまいました。
やっぱり戦争を前提の作戦はダメですねえ。

みなさんお腹イッパイみたいですが、ぜひ又やりたいです。よろしくお願いいたします。


N川さん
そんなド派手な計画をお持ちでしたとは・・・・
イタリアは自分で計画を持っていても、他の国を動かす力にかけるので、
難しいですよね。
英からお小遣いをもらいつつ、英がVPコントロールに失敗して伊が勝利
って言う手筋しか思いつきませんでした。

ところで、オーストリアはどの国とでも防御条約を結べるので、
通常、独が同盟を結んでいる国とはオーストリアも結んでいます。
その為、伊が仏に宣戦>独が伊に宣戦>墺が伊に宣戦となり、
伊だけが大戦ペナルティを負い、全世界が「え・・・?何・・・?」と息をのむことになります。


「オーストリアはどの国とでも防御条約を結べるので、
通常、独が同盟を結んでいる国とはオーストリアも結んでいます。
その為、伊が仏に宣戦>独が伊に宣戦>墺が伊に宣戦となり、
伊だけが大戦ペナルティを負い、全世界が「え・・・?何・・・?」と息をのむことになります。」

うお、恐ろしい。ゲームを壊すことにならなくて良かったです。
やはり、イタリアは、小遣い貯金と、スーダンを高値売りつけ作戦ぐらいでしょうかねえ。
またの開催を、ぜひ実現しましょう。
で、イギリスは誰が?Valさんか、FRTさんが担当なら熱い戦いになりそうですねえ。

裏切らずに勝利するスマートな作戦構想は見習いたいと思います。

ちなみにあとで聞くと、露のFRTさんは別に日をそそのかしていたわけじゃないようなので、
私が悪の首領扱いしていたのは、単なる思い込みでした。
元々紳士的な方ですので、私の被害妄想が過ぎたようです。

>>で、イギリスは誰が?Valさんか、FRTさんが担当なら熱い戦いになりそうですねえ。
FRTさんがMustattackのメッセージで
「お前の英など1ターン目で崩壊させてやるわ」
と、プレイ前から恫喝してきて夜も眠れません。
既に0ターン目がプレイされているようです。

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